人気セレクトショップのプレスが提言!この春必携の使えるコートとその着こなし術
だんだんと暖かさが増してきた今日この頃。春を彩ることのできるアウターやコートを探している方も多いのでは?そこで人気の3ショップのプレスにオススメの春コートをヒアリング。それぞれ個性もあり、ユーティリティに活躍できる品々だけに注目度は抜群だ。オンオフでの着こなしも披露してもらったので、ぜひ参考にしていただきたい。
「超機能ダウンジャケットも」ナンガの30周年アイテムがアツい!今しか買えない技術とデザインが詰まった限定モデルがすごい
リーセンシィ オブ マイン アバハウスの“プライムフレックスコート”!
機能性を追求したオンオフ活躍必至の注目株!
スポーツウェアなどにも用いられる「プライムフレックス」素材を使用した高性能ステンカラーコート。軽快な着心地により、アウターの重厚感によるストレスを払拭できる。デザインとしては、やや襟を大きめにデザインしたクラシックな面持ちながらもフロントジップやモダンなサイジングによりシャープな印象を与えてくれるため、カジュアルはもちろんビジネスシーンにおいても頼りになるはずだ。
高機能素材「プライムフレックス」を使用!
最大の特徴は着心地軽やかな素材。「プライムフレックス」というバイメタル構造糸を使用した素材で、高いストレッチ性能とキックバック性、軽量性を兼ね備えた注目の高機能ファブリックだ。シワにもなりにくく、外出中に小さく折りたたんで持ち運ぶこともできるため、出張や旅行などにもオススメ。
【アバハウス】小林さんが教えるオンオフの着まわし術
<ON>コート軸で考えるモダンなドレスダウン
「キレイめなスタイリングを心掛けるのであればあまりごちゃつかせないことが大事です。コートのインナーにはシンプルにセットアップとTシャツ。細身で構成することでコートのシルエットが崩れずに、スマートな印象になります。あくまでコートを主役にしてキレイに見えるシルエットを意識するといいですね」(アバハウス プレス 小林 肇さん)
<OFF>軽快さを一気に上昇させるアイテム使い
「オフスタイルではラフさや軽やかさを引き出すために、コートの襟を少し後ろに“抜く”ことでフロントを開けてトップスの素材やディテールが見えるように意識しています。伝統的なステンカラーコートだけに、インナーでのレイヤードやデザインを見せてあげることでトレンド仕様へと促せるはずです。また、小物にもサンダルやメッシュ素材をチョイスすることでさらに軽い印象にしました」(アバハウス プレス 小林 肇さん)
グリーンレーベル リラクシングの“ナイロンオックス ステンカラーコート”!
手ぶら派必見! バッグ要らずの収納力が魅力!
クラシックなステンカラーコートを、堅苦しく、重く見せないようにシワ加工を施したナイロンオックス素材を採用し、カジュアルシーンにより馴染みやすい春コートを実現。これからの時期、ドレスカジュアルも増えるビジネスシーンにおいても着こなしやすいシンプルなデザインはワードローブに入れておきたい一品だ。素材はジャパンメーカーである小松マテーレのものを使用するなど、細かい部分にまでこだわりを示している。
物を分けて収納できる内ポケットを多数配備!
このアイテムは「HAND FREE GARMENT」というテーマのラインナップで、カバンを持たずに手ぶらで出かける現代人に向けてポケットを多くデザインされている。そのため、内ポケットも多数抱えており、ちょっとした外出であればバッグいらず。春らしい軽やかさは手ぶらからも演出することができるはずだ。
【グリーンレーベル リラクシング】小林さんが教えるオンオフの着まわし術
<ON>爽やかなネイビー×ホワイトでフレッシュな佇まいへ
「オフィスカジュアルが浸透してきた今の時代はカジュアルなセットアップが必須です。定番とも言えるネイビーのセットアップにはコートと同じトーンのニュアンスカラーニットと合わせると旬を感じられます。シンプルな着こなしの中にトレンドを加味したカラーリングを意識してみました」(グリーンレーベル リラクシング プレス 小林健太さん)
<OFF>ブラウン系のワントーンならば洒脱感は一層アップ
「ONスタイル同様に色にこだわったスタイリングです。ベージュのコートと相性のいいブラウン系のワントーンでまとめつつ、サングラスやシューズでスタイルのキモとなる色味を拾っています。それにより統一感のあるコーディネートになっているはずです。シンプルなコートも色使いや小物使いで今年らしい新鮮な着こなしができますよ」(グリーンレーベル リラクシング プレス 小林健太さん)
ビーミング by ビームスの“リネンライク トレンチカラーコート”!
英国らしいエッセンスを感じさせる往年のシングルトレンチをアップデート
英国的なエッセンスを感じられる大きめ襟とラグランスリーブ、そして比翼仕立ての前立て。シングルタイプのトレンチコートはビジネスでもカジュアルでもユーティリティに活躍が期待できる一品だ。今作はややゆとりのあるフォルムにすることでトレンドを感じられるデザインに昇華させている。また、トレンチコートの特徴でもあるウエストベルトを採用することでフロントの開け閉めだけでなく、ベルトアクションでも表情を変えることができるため変化を求めたいならばぜひ検討したい春コートだ。
【ビーミング by ビームス】梅田さんが教えるオンオフの着まわし術
<ON>カットソーを用いて気楽なエッセンスをプラス
「オーセンティックなデザインのコートは、合わせられるスタイリングの幅も広いです。そこで今回一緒にスタイリングしたのが、USAコットンを使用したダブルジャケットとのセットアップ。カチッとさせるというよりも素材感やサイズ、シルエットでカジュアルダウンさせて今っぽくアプローチさせています」(ビーミング by ビームス プレス 梅田悠貴さん)
<OFF>鮮やかなイエローを挿して春らしい色合いを意識
「使い勝手のいいネイビーコートですが、重たい色合いで着てしまうと春にはちょっと残念だったり。そこで暗すぎないようにイエローのスウェットを効かせて、パンツやシューズも明るいトーンにすることで季節感を意識しています。イエローはネイビーとも相性のいいカラーリングなので挿し色としてオススメですよ」(ビーミング by ビームス プレス 梅田悠貴さん)
取材・文/小林大甫
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする