【無印良品】シャレた焼き菓子で優雅なデイオフを【糖質10g以下のお菓子】
無印良品の「糖質10g以下のお菓子」シリーズ、いよいよ最後のラインナップです。半生菓子、チョコ菓子と続きましたが、ラストを飾るのは休日のひとときにさっくりと食べられる“サブレ”。全7種類(※2020年5月27日現在)を食べ比べてみます。
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それぞれ小麦粉の代わりに大豆粉や小麦ふすまを使って糖質を下げているという努力の結晶ですが、お菓子として、おツマミとしてしっかりとその役を担ってくれるのか? 注目してみましょう。
ショコラサブレ
まずはひとくちサイズの4種類から。ここまでの食べ比べ記事をご覧いただいた方にはお分かりいただけるかと思いますが、本シリーズのショコラ系はオトナなビター味がほとんど。さてサブレはどのようなアプローチなのか、期待しながら封を切りたいと思います!
直径3cmほどに丸々と作られたショコラサブレ。カタチもそうですが、ショコラとプレーンに分けられた2重のルックスも可愛らしいですね。味としてはやはり甘さは控えめ。ナッツのザクザク感とショコラの風味が楽しめるのでしっかりと味わえます。甘さも糖質も控えめということに甘んじて、気がついたら一袋ペロリ、でした。糖質8.1g。
糖質10g以下のお菓子 ショコラサブレ 40g 250円(税込)
チーズとほうれん草のサブレ
続いてチーズとほうれん草のサブレ。ネーミングから察するに甘味菓子ではないことは明らかですね。“パルメザンチーズの風味を楽しめる”とのことですが、本シリーズではなかった品だけに味が楽しみです!
う〜ん、チーズの香りがたまりません! 口に含むとパルメザンチーズ特有の風味がふわっと広がり、横からちょこっとほうれん草の味わいが顔を出すイメージ。ワインやシャンパンなんかと昼下がりのおやつを楽しむなんて優雅なシチュエーションが思い浮かびます。それくらい品のある味わいに仕上がっています! 糖質8.37g。
糖質10g以下のお菓子 チーズとほうれん草のサブレ 35g 250円(税込)
キャラメルサブレ
サブレと相性の良さそうなキャラメルを味わえるのがこちらです! キャラメルサブレという名称におやつという期待を持たざるを得ないのは私だけでしょうか……。いざ堪能!
丸みのあるスクエア状にしっかりと焼き上げられています。顔を出したナッツがザクザク感を期待させる見た目ですね。食べてみるとほろほろと口の中で解けつつ、ナッツとサブレのサクサクとした食感が楽しめます。甘さは控えめながらもナッツとキャラメルのほのかな甘い香りが口の中に広がりますね。鉄板といえるでしょう! 糖質7.8g。
糖質10g以下のお菓子 キャラメルサブレ 40g 250円(税込)
紫さつまいもサブレ
続いて紫さつまいもサブレです。優しい甘みと鮮やかな紫色が魅力の紫さつまいもを使用しているだけにスイーツ色が強いサブレに仕上がっているのではないかと期待で胸が広がります。風味が活かされていないとゲンナリしてしまいますが、その味わいやいかに。
格子状に紫色を配分させたおしゃれな見た目にまず目が止まります。2cmほどの角形も印象的ですね。味はほのかなバターの風味ののちにやんわりと甘い紫さつまいもの香りがやってきます。紫さつまいもを使っているからでしょうか、やや和風な味の仕上がりになっていると感じました。お茶との相性が良さそうです。糖質8.0g。
糖質10g以下のお菓子 紫さつまいもサブレ 40g 250円(税込)
アーモンドショコラサブレ
次に板型の6枚セットを3種ご紹介! こちらのタイプもせっかくなのでショコラから食してみたいと思います。既出のショコラサブレとアーモンドショコラサブレ、どう違うのかにも触れつつ食べ比べていきます。
焼き上げ方が異なるのかまず食感が違います。こちらの方がやや固めに、そしてしっとりと焼き上げられた印象です。味わいもビターなカカオの味わいが中心で、アーモンドの食感と風味がアクセントになっています。既出のショコラサブレの方がマイルドな味わい、こちらの方がよりカカオ感が強い、そんな違いが感じられました。糖質6.76g。
糖質10g以下のお菓子 アーモンドショコラサブレ 6枚 250円(税込)
エダムチーズサブレ
チーズといえばカマンベールやパルメザン、またはチェダーチーズなどが思い浮かぶ中でエダムチーズを選んだあたりに通好みな発想がありますよね。一般的なハードチーズに比べるとややあっさりとした味わいが特徴ですが、どのようにサブレに落とし込んでいるのか、またお酒(特にワイン)との相性も踏まえて味わっていきたいと思います。
香り、たまらないですね、コレ! エダムチーズのマイルドな香りが口いっぱいに広がり、後味まで香りがしっかりと残ります。甘くはないのでお菓子というよりもアテと言っていいでしょう。ワイン、そうですね、白ワインあたりがよく合いそうな印象です。休日のブランチなんかにいかがでしょうか、私は早速取り入れたいと思います。糖質8.3g。
糖質10g以下のお菓子 エダムチーズサブレ 6枚 250円(税込)
ごまサブレ
打って変わって和風な一手、ごまサブレ。いいですね、懐かしさのある響きです。パッケージからもごまがふんだんにあしらわれているのが見てとれます。またごまを2種類使っているとのことなので、味の深みにも注目してみましょう。
ごまの風味がすご〜く心地いいですね! 食感はごまとサブレのさっくり感が前面に出つつも、ややしっとり感も残っています。この塩梅がちょうどいいですね。あと“ごまを2種類”とのことでしたが、見た目・味では私はよく気づきませんでした……スミマセン。それでもお茶菓子として、日本人には舌馴染みのある味わいは誰もが気に入るのではないでしょうか。糖質8.9g。
糖質10g以下のお菓子 ごまサブレ 6枚 250円(税込)
最後に
今回は糖質10g以下の焼き菓子、計7種類を食べ比べてみましたが、サブレということでしっかりと甘いものも作っているのかと思いきや全体的に甘さ控えめ、むしろ甘くない(しょっぱ系)もラインナップしていたのはオドロキでした。
個人的な食べ方ですが、土日の昼下がりに白ワイン(軽〜く飲んじゃいたい、そんなときに)あたりのアテとして甘いもの、チーズ系などを選びつつ、ちょっとずつつまむなんてのがいいのではないかな〜と思った次第です。
昼から飲めるのであれば、鉄板は“ビールと柿ピー”といったところでしょうが、ちょっとした優雅さを休日に堪能するというのも粋ってもんですよね! よろしければ皆さんもお試しください。
※各商品に記載されている賞味期限以内にすべて食べています。
問い合わせ先:無印良品 銀座 03-3538-1311
撮影・文/小林大甫
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