キャンプツーリングを快適に楽しめるバイク4選
近年、世間一般の人たちだけでなく、ライダーたちの間でも人気の高いキャンプ。天気の良い週末、キャンプ道具を積んで走るライダーの姿を見かけることも少なくない。
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どんなモデルであってもキャンプに行くことはできるが、数あるモデルの中でもキャンプに適したモデルを選んだほうが、キャンプツーリングをより快適かつ楽しいものにしてくれる。
そこで今回は、普通二輪免許で乗ることができ、扱いやすく、キャンプツーリング向きのモデル4台を選んでみました。
人気沸騰の旅するコンパクトバイク
ホンダ伝統のスーパーカブシリーズの流れを汲み、普段使いの気軽さに加え、郊外へのツーリングやキャンプといった様々なアウトドアレジャー使いにも最適なモデルが「CT125・ハンターカブ」。幅広い走行状況を想定したボディ設計にフロントサスペンション、アップマフラー、アンダーガードなど装備も充実している。カラーリングはアクティブな印象を高めるレッドとタフな印象を与えるミリタリーテイストのブラウンをラインナップ。発売と同時に注文が殺到し、注目度はナンバー1。バイク好きかつアウトドア好きであれば、是非愛車候補に入れて欲しい一台。
先進のLEDライトと便利な大型キャリヤを装備
灯火器は全て、明るく、夜間や暗所を走る際に安心感を与え、被視認性の高いLEDを採用。液晶メーターはコンパクトながらも見易く、操作も簡単。また足つき性と乗り心地にこだわったシートやキャンプ道具一式等の沢山の荷物も積載可能な4箇所の荷掛けフック付き大型リヤキャリアも備える。
ホンダ CT125・ハンターカブ ¥440,000(税込)問:ホンダお客様相談センター TEL.0120-086819
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):1960×805×1085 ●シート高(mm):800 ●総排気量(cc):124 ●エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒 ●最高出力(PS/rpm):8.8/70 00 ●最大トルク(kgf・m/rpm):1.1/4500 ●燃料タンク容量(L):5.3 ●車重(kg):120 ●燃料消費率(WMTCモード値):67.2km/L(クラス1)1名乗車時 ●カラー:グローイングレッド、マットフレスコブラウン
快適な旅を味わえるアドベンチャーバイク
街中から高速ライド、そして長距離ツーリングと幅広く快適に楽しむことができるスズキのスポーツアドベンチャーツアラーV-STROMシリーズのエントリーモデル「Vストローム250ABS」。アウトドアギアをイメージしたタフで力強さを感じさせるヘッドライトと鳥の嘴のようなフェンダーに快適なアップライトのライディングポジション、そして足つき性&取り回し性をアップさせる低いシート高や専用のセッティングが施されたサスペンションもポイント。容量17Lの燃料タンクはロングライドの際も安心。キャンプツーリングはもちろん、旅もしたくなる一台となっている。
多機能フル液晶メーターと機能的なリヤキャリア
視認性に優れるフル液晶ディスプレイを用いたインストルメントパネルを採用。メーター斜め下には、携帯電話等の充電が可能なDCソケット(12V)も備えている。大型のアルミ製リヤキャリアにはフックを装備し、純正アクセサリー用品のサイドケースを装着させるために設定されたアタッチメントは見事にボディに調和させている。*メーター画像はVストローム250のものです
スズキ Vストローム250 ABS 613,800(税込)問:スズキ お客様相談室 0120-402-253
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2150×880×1295 ●シート高(mm):800 ●総排気量(cc):248 ●エンジン:水冷4ストローク2気筒SOHC2バルブ ●最高出力(PS/rpm):24/8000 ●最大トルク(kgf・m/rpm):2.2/6500 ●燃料タンク容量(L):17 ●車重(kg):189 ●燃料消費率(WMTCモード値):31.6km/L(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時
●カラー:パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー、トリトンブルーメタリックNO.2、パールネブラーブラック、パールネブラーブラック/ハイテックシルバーメタリック
自然を遊び尽くすオフロードマシン
ヤマハのロングセラーモデルとして多くのファンに愛され、またオフロードライダーからも高い評価を得ながらも今年1月に登場したこの「SEROW250 FINAL EDITION」を最後に生産が終了。その軽快なハンドリングと扱いやすいエンジン、そして軽量かつ丈夫なボディは、ビギナーからエキスパートまで幅広いライダーを楽しませてくれる。キャンプツーリングのシーンで活用しているライダーも多く、オンロード、オフロード問わず元気に走り、アウトドアシーンやアウトドアスタイルにもマッチ。永く乗り続けられる一台を求めるならば検討する価値のある一台。
軽量リム&専用タイヤと疲労を軽減してくれるシートを装備
フロント21インチ、リヤ18インチの軽量アルミ製リム&低騒音を考慮した専用タイヤの装備によって、オンオフ問わず、快適かつタフな走りを楽しむことが可能。シートは程よい厚みと硬さとし、旅などの長距離ライドから林道等のトレールライドまで、疲労の少ない乗り心地を実現。
ヤマハ セローファイナルエディション 価格588500円(税込)〜問:ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター 0120-090-819
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2100×805×1160 ●シート高(mm):830 ●総排気量(cc):249 ●エンジン:空冷4ストロークSOHC単気筒2バルブ ●最高出力(PS/rpm):20/7500 ●最大トルク(kgf・m/rpm):2.1/6000 ●燃料タンク容量(L):9.3 ●車重(kg):133 ●燃料消費率(WMTCモード値):38.7km/L(クラス2サブクラス2-1)1名乗車時 ●カラー:ホワイト/グリーン、ホワイト/レッド
快適な走りと装備充実のスマートツアラー
オンロード・オフロードを問わず快適な走りを実現可能なパフォーマンスを備えたカワサキのアドベンチャースタイルのツーリングモデル「VERSYS-X 250 TOURER」。エッジを効かせたシャープなデザインのボディにパワフルかつ低回転域での粘り強さが特徴のエンジンを搭載する。また前後の高性能なサスペンションを軽量な車体と組み合わせることで高い安定性も実現。さらには大型のウインドスクリーンやエンジンガード、そしてパニアケースも標準で装備している。手に入れれば、すぐにでもキャンプツーリングに行くことが可能な一台となっている。
快適なライドを支えるシステムとメーターパネル
レースシーンからのフィードバックで開発されたアシスト&スリッパークラッチシステムは、クラッチレバーの操作感を軽く、スムーズにしてくれる。アナログタコメーターと多機能デジタルメーターの組み合わせたスタイル。燃費効率の高い走りができるようにライダーをサポートするエコノミカルライディングインジケーターも備える。
カワサキ VERSYS-X250 TOURER 価格704000円〜(税込)問:カワサキモータースジャパン お客様相談室 0120-400819
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2170×940×1390 ●シート高(mm):815 ●総排気量(cc):248●エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ●最高出力(PS/rpm):33/11500 ●最大トルク(kgf・m/rpm):2.1/10000 ●燃料タンク容量(L):17 ●車重(kg):183 ●燃料消費率(WMTCモード値):24.8㎞/L(クラス3-1、1名乗車時) ●カラー:パールブリザードホワイト×メタリックマットカーボングレー、フラグメントカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン
今回紹介をしたモデルは全て、軽量で扱いやすく、手軽に走りを楽しめ、さらにコストパフォーマンスにも優れる。それぞれ、違った魅力を備えているので、自分好みのモデルを手に入れて、是非キャンプツーリングを満喫して欲しい!
【問い合わせ】
ホンダお客様相談センター TEL.0120-086819
公式ホームページ https://www.honda.co.jp/motor/
スズキ お客様相談室 0120-402-253
公式ホームページ www1.suzuki.co.jp/motor/
ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター 0120-090-819
公式ホームページ https://www.yamaha-motor.co.jp/
カワサキ お客様相談室 0120-400-819
公式ホームページ https://www.kawasaki-motors.com/
取材・文/安室淳一 写真提供/本田技研・スズキ二輪・ヤマハ発動機・カワサキモータースジャパン
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