普通自動二輪免許で乗れるスマート外車4選
密を避ける乗り物として、見直されているオートバイ。国産モデルにも魅力的なモデルは多いが、クルマと同様にオートバイの世界においても、海外メーカーの車両、所謂”外車”に憧れる人は多い。ボディのデザインやエンジン音、そして乗り味等も国産モデルとは一味違うのが大きな魅力。ただ、外車と言うと、大型二輪免許を持っていなければ乗ることができないのでは?と考える人もいるかもしれないが、最近では、普通自動二輪免許で乗れるモデルも登場している。そこで今回は、そんな普通自動二輪免許で、楽しく快適に乗れ、街中でもスタイリッシュに使えるモデル4台を選んでみました。気軽に乗れて、所有感も高く、個性も出せる外車モデル。バイク購入を悩んでいる人は、選択肢の一つに入れてみてはいかがだろうか!
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ミニマム&クールなネイキッドバイク
ミドルクラスで人気急上昇中のメーカー「ハスクバーナ」。スウェーデン生まれのメーカーで、世界ではオフロードバイクレーシングブランドとして有名。そんなメーカーが、新たな市場参入のために開発したのが、ストリートモデルの「ヴィットピレン&スヴァルトピレン」。その最新モデルとなるのが、この「スヴァルトピレン250」。ミニマムながらも個性を放ち、ワイルドな雰囲気も感じさせてくれる。”映える”バイクが欲しい人、先進的デザインが好みの人、そしてツーリングよりも街乗りがメインでスマートに使いたいという人にマッチする一台となっている。
デザインも走りもエクセレント
搭載する4ストローク水冷単気筒エンジンは、コンパクトながらもパワフルで、バランサーシャフトによって滑らかな走りを味わうことが可能となっている。またボディの大きな特徴となっているのがサイドパートに存在感を示す格子状デザインのトレリスフレームは頑丈かつ軽量で、軽快なハンドリングを提供している。
所有感を満たすこだわりのディテール
シンプル&スマートなデザインのフロント、リヤライトには、先進のLED技術を採用。シートに跨ると、モダンなデジタルディスプレイユニットや高い質感と存在感を放つアルミニウム製のタンクキャップ、そして、デザイン性と利便性を兼ね備えたタンク上部のラゲッジラック等といったこだわりの装備が目に飛び込んでくる。
HUSQVARNA SVALTPILEN 250 価格599000円(税込)
問:HUSQVARNA TEL.03-6380-7020
【スペック】
●シート高(mm):835 ●総排気量(cc):248.8 ●エンジン:水冷4ストローク短期等DOHC4バルブ ●最高出力(PS/rpm):31/9000 ●最大トルク(Nm/rpm):24/7250 ●燃料タンク容量(L):9.5 ●カラー:シルバー
”映え”るスタイリッシュなスクランブラー
美しいデザインにビビッドな色使い、そして存在感の高いスタイルで、一度街を走れば、注目されそうな一台、それがイタリアのオートバイメーカー「Fantic(ファンティック)」のCABALLERO SCRAMBLER(キャバレロ スクランブラー)。ストリート映えするデザインはもちろん、作り込みにもこだわり、オフロードも軽快に走れる本物志向の走りも備えている。Fantic自体、モトクロスレースに力を入れ、世界的レースでも勝利を収めていて、その走りと性能は折り紙つき。ちょっと目立ちたいし自慢もしたい、そして走りも楽しみたいという人にオススメの一台となっている。
排気量の異なる3つのエンジンを用意
イタリアらしい、ビビッドな色使いと美しいデザインのボディに搭載するのは、水冷の単気筒エンジン。排気量は125cc、250cc、500ccという3種類が用意され、ライダーはそれぞれの使い方や所持する免許、走りの好みなどに合わせてセレクトをすることができる。
目にも走りにも嬉しい装備が充実
LOW1灯、HI5灯の個性的なLEDヘッドライトに路面追従性に優れ、ゴールドカラーが存在感を示す倒立フロントフォークやアグレッシブなレースでも使用されているARROW製の二本出しマフラー等、見た目と機能性を兼ね備え、所有感も満たしてくれる。
Fantic Scrambler 250 価格890000円(税込)
問:サイン・ハウス 03-3721-1710
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2166×820×1135 ●シート高(mm):820 ●総排気量(cc):249.6 ●エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ ●最高出力(PS/rpm):25/8500 ●最大トルク(Nm/rpm):22/6500 ●車重(kg):140 ●燃料タンク容量(L):12 ●カラー:レッド
伝統を継承したコンパクト&スポーティマシン
多くのライダーが憧れ、ドイツが世界に誇るオートバイメーカーといえば「BMW」。そのBMWが2017年に街を軽快に駆け抜けるストリート向けに登場させたのがこのモデル。軽量で扱いやすいボディに力強い走りを備え、その洗練されたスポーティなデザインは、同社最高峰のロードスターモデル「S1000R」を継承している。ハンドルバーやフットレスト、そして操作系の人間工学的レイアウトが快適なライディングをサポートし、シートは幅広いライダーにフィットするものがセレクトされている。手に入れたライダーは気軽かつ楽しく、バイクライフを満喫できる一台となっている。
楽しく、軽快な走りを実現したエンジン
コンパクトなボディに搭載する専用に開発された313ccの単気筒エンジンは、軽量なボディと相まってパワフルかつ俊敏な走りを体感できるとともに、さらにシリンダーヘッドを180°回転させることによって重心位置を低くし、コントロール性能も高められている。
快適なライドをサポートする先進の機能を搭載
ライダーの安全を守る機能として、フロント&リヤにパワフルで安定した世道力を発揮するブレーキ・システムを搭載。それに加えてABSも標準装備としている。また、メーターパネルには様々な情報を明瞭に表示し、視認性に優れる大型液晶ディスプレイが採用されている。
BMW MOTORRAD G310R 価格623000円(税込)〜
問:BMW MOTORRAD TEL.0120-269-437
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2000×820×1070 ●シート高(mm):785 ●総排気量(cc):313 ●エンジン:水冷4ストロークDOHC単気筒 ●最高出力(PS/rpm):34/9500 ●最大トルク(Nm/rpm):28/7500 ●燃料タンク容量(L):11●車重(kg):159 ●カラー:パール・ホワイト・メタリック、コスミック・ブラック2、レーシング・レッド
カジュアルに使いたいネオスクランブラー
イタリアのオートバイブランドとして、最もメジャーな存在である「ドゥカティ」。”イタリアの赤いバイク”として見覚えのある人も多いと思う。ライダーにとっては憧れのブランドであり、車両価格もお手頃とはいえない。だが、その中でも比較的お手軽に手に入れられるのがこの「Ducati Scrambler Sixty2」。ポップなデザインと軽量で扱いやすいボディ、そして元気の良いエンジンが魅力。大型バイクにはこだわらない、それよりもカジュアル&フレキシブルに使えて、普段着でも乗れる”カッコイイ”バイクが欲しいという人にはきっとマッチする一台となっている。
扱いやすく、フレンドリーに楽しめるエンジン
ミドルサイズながらも存在感のあるボディに搭載するエンジンは、399ccの空冷L型2気筒2バルブエンジン。ドゥカティ独特の振動もマイルドで、パワフルな加速感を感じるというよりはスムーズな走りが味わえ、低回転域での安定感もあって扱いやすく、走りを気軽に楽しむことができる。
こだわりの装備で快適な走りをサポート
ヘッドライドを囲むような配置のLEDリングライトやテールと一体化させたLEDテールライト、14Lの十分な容量を持たせたタンク、そして調整がしやすいプリロード調整機構付きのリヤサスペンションなど。こだわりの装備がライディングを快適かつ楽しいものにしてくれる。
Ducati Scrambler Sixty2 価格920000円(税込)
問:ドゥカティジャパン お客様窓口 TEL.0120-030-292
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2150×860×1165 ●シート高(mm):790 ●総排気量(cc):399 ●車両重量(kg):183 ●エンジン:空冷L型2気筒2バルブ デスモドロミックタイミングシステム ●最高出力(PS/rpm):40/8750 ●最大トルク(Nm/rpm):34/8000 ●燃料タンク容量(L):14 ●カラー:アトミック・タンジェリン、オーシャン・グレイ(*限定100台)
国産モデルとは一味違った、デザインや乗り心地&サウンドを手にいれることができ、個性だけでなく所有感も満たしてくれる外車モデル。さらに普通自動二輪免許で、気軽に運転ができるとなれば嬉しい限り。お気に入りのモデルを手に入れ、スマートなバイクライフを始めてみてはいかがでしょうか。
【問い合わせ】
HUSQVARNA TEL.03-6380-7020
公式ホームページ https://www.husqvarna-motorcycles.com/ja-jp.html
サイン・ハウス 03-3721-1710
公式ホームページ caballero.jp
BMW MOTORRAD TEL.0120-269-437
公式ホームページ www.bmw-motorrad.jp
ドゥカティジャパン お客様窓口 TEL.0120-030-292
公式ホームページ https://scramblerducati.com
取材・文/安室淳一 写真提供/HUSQVARNA、サイン・ハウス、BMW MOTORRAD、ドゥカティジャパン
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