スポーティ＆コンパクトな電動バイクを新たな移動手段に！

一歩先行くスポーツ電動バイク

　ニューノーマル時代の新たなモビリティとして注目されはじめている電動バイク。現在、幾つかのモデルが販売されているが、その多くはスクータータイプのモデル。買い替えや新規購入を検討している人の中には、「スポーツバイクタイプがあれば…」と考えている人もいるはず。そこで今回は、現状では珍しいスポーツバイクタイプの車両をご紹介。それが今年、国内に登場したブランド「スーパーソコ」の「TC MAX」、「TC」、「TS X」の3モデル。コンパクト＆モダンなボディに、先進のモーター＆バッテリーを搭載、すでにヨーロッパを中心として世界中で販売され、ドイツの「iF Design Award」や日本の「グッドデザイン賞」を受賞するなど、デザイン性にも優れている。新たな移動手段としての電動バイクを手に入れ、移動を快適かつ楽しいものにしてみてはいかがだろうか！

「ついにベールを脱いだ新型SUV」インドで生産→日本へ輸入、スズキの世界戦略車“フロンクス”の実力は？注目のプロトタイプをクルマライターが試乗レポート

ロングライドや高速走行も快適な軽二輪モデル「TC MAX」

　モダンなネイキッドデザインのボディにオリジナルのパワーモーターと大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。パワフルな走りに加え、長い航続距離（110km＊）を実現するロングツーリングも安心なモデルとなっている。また、FOCベクトルコントローラーを採用し、電力の出力効率を高め、素早い制御応答も魅力。前後ディスクブレーキにアナログとデジタルを組み合わせたメーター、高輝度のLEDヘッドライト、そしてリモコンと基本装備も充実している。クラスは軽二輪扱いとなり、二人乗りだけでなく、高速道路の走行も可能で、普段の街乗りだけでなく、ツーリングも楽しみたいという人にフィットするモデルとなっている。

落ち着いたネオレトロスタイルが魅力の「TC」

　TC MAXのスタンダードモデルとなる「TC」。基本的なボディスタイルを継承しつつ、シックなカラーリングやブラウンのタックロールシートなどで、レトロな雰囲気に仕上げられたモデルとなっている。BOSCH製のモーターを搭載し、乗り味は力強くもマイルド。クラスは原付2種モデルで二人乗りも可能。アップライトなハンドルポジションと楽なライディングポジションで、ゆったりと走ることを楽しむクルーズライド向き。メーターやヘッドライト、リモコン等、基本的な装備はTC MAXと同様。タンク上部が開き、1バッテリーモデルの場合は、収納スペースが確保されている。2バッテリーモデルは、ロングライドを楽しみたい人にオススメ。

シャープなスポーティルックが近未来を感じさせる「TS X」

「TC」の兄弟車両となるも、薄型デザインのLEDヘッドライトやシャープなシートとリヤテールライト、そしてフルデジタル仕様のメーターを備え、モダンなスポーツバイクへと仕上げられている「TS X」。クラスは原付2種モデル。また、低めに設定されたハンドル位置とバックステップの採用で、ライディングポジションも「TC」とは大きく異なる。モーターやバッテリー、ツインバッテリーシステム等はTCと同じも、マイルドなクルーズライドを楽しむ「TC」とは違い、軽快なスポーツライドを楽しめるキャラクターとなっている。スポーティな電動バイクを求める人には、きっとマッチするはず。

※写真はすべて海外向け仕様となり、日本向けとは仕様が異なります。