ラッキーアイテムを盛り込んだオイカワデニムのトートバッグ。藤巻百貨店のカスタムモデルが登場!
1850年代。ゴールドラッシュを夢見て、鉱山で働く労働者たちが好んで履き、鉱山で履き捨てたデニム。それからおよそ170年。廃坑から発掘された当時のデニムが、今ではヴィンテージデニムとして高額取引されています。頑丈に作られたデニムは170年後も愛されるヴィンテージになり得るのです。
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そして日本にも、永きにわたって愛されるデニムを製作している会社があります。それが宮城県気仙沼に拠点を置くオイカワデニムです。
津波に負けなかった「奇跡のジーンズ」
2011年3月11日、沿岸部にあった倉庫は津波による大きな被害を受けました。流されたジーンズの在庫は約5000本。その後40本ほどが、ガレキの下からほぼ無傷の状態で発見されました。
津波にさらわれながらも、ほころび一つ無い状態で見つかったデニムは、いつしか「奇跡のジーンズ」と呼ばれ、オイカワデニムが永く着用できる頑丈なデニムづくりを心がけている証となりました。
地域に根付いた製品づくり
震災後、オイカワデニムは地域に根付いた製品づくりに注力します。実は、メカジキの水揚げ日本一を誇っている気仙沼。オイカワデニムでは今まで使い道のなかったメカジキの角をデニムの生地に織り込み、資源を有効活用することに成功しました。
その他にも、地元の漁師から受け継いだ大漁旗をアクセントに使ったトートバッグを製作。福来(フライ)旗とも呼ばれる大漁旗を使用したトートバッグは、震災の記憶だけでなく幸運も伝えるアイテムとてオイカワデニムの人気商品になっています。
そして3月2日、このトートバッグに藤巻百貨店カスタムモデルの新作が発売されました。
SHIRO…0819 トートバッグ ¥8,000(税込) カラー:ベージュ/デニム/ホワイト
藤巻百貨店カスタムモデルでは内布にヒッコリーストライプを採用。鞄を開けたときの明るい色合いがこれからの季節にぴったり。ポケットは、本体外側と内側にそれぞれ2箇所。大きさは520×330×マチ130(mm)で、PCから上着まで入る最も使いやすいサイズになっています。
今年であの震災から10年。時間や距離を隔てても「繋がってるよ」の気持ちを込めて使いつづけたいアイテムですね。藤巻百貨店カスタムモデル「SHIRO…0819」のお求めは、藤巻百貨店のECサイトにて。
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