革新的な技術により、時計業界に名を刻み続けるブライトリングより、気になる新作が発表されました。
今回はヘリテージモデルを現代に蘇らせたコレクション。
全6種のバリエーションで展開されるこのコレクションは、“クロノグラフ・デュオグラフ・ダトラ”の3つのモデルに分かれています。
では順にご紹介していきます。
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3人のリーダーに敬意を捧げたコレクション!
こちらが今回発表されたコレクションを代表するモデルですが、このコレクションが生まれた経緯にはある3人の創業者がいます。
1人目は、ブランドの創業者であるレオン・ブライトリング。
1884年にブライトリング社を設立し、タイマー兼タキメーターの特許を取得しました。
2人目は、その息子であるガストン。独立したプッシュボタンを備えた腕時計型クロノグラフを開発し、スポーツ業界に革新をもたらしました。
3人目の創業者の孫であるウィリーは、4時位置に2番目の独立したクロノグラフで特許を取得し、名作“プレミエ”を1940年代に生み出しました。
こうした3人の功績を讃え、ブライトリングが革新技術を具現化した頃のタイムピースなモデルをベースに現代的なアプローチで再現したのが、このコレクションという訳です。
1つ目のモデルが“プレミエ B09 クロノグラフ 40”です。
1940年代のオリジナルモデルと同じ手巻き式なのがたまりません。
ブライトリング自社開発製キャリバーB09を搭載しています。
アリゲーターストラップにピスタチオグリーンの文字盤がノスタルジックな雰囲気を漂わせる1本です。
モデル名:プレミエ B09 クロノグラフ 40
素材:ステンレスチールケース、ゴールドブラウンアリゲーターレザーストラップ
サイズ:ケース径40mm、厚さ13.08mm
防水:100m防水
特徴:ブライトリング自社開発製キャリバーB09、パワーリザーブ約70時間、機械式手巻き、COSC公認クロノメーター
¥946,000
こちらが2つ目のモデル、“プレミエ B15 デュオグラフ 42”です。
特筆すべき点として、ラトラパンテ機能が装備されています。
これは2本のクロノグラフ針を用い2つの経過時間を同時に計測することができる機能で、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーと並ぶコンプリケーション(複雑機構)と呼ばれ、機械式時計の中でも最も複雑な機構の1つに入るほど。
そのため展開できるブランドもごく少数で、かなり希少価値の高い1本と言えます!
モデル名:プレミエ B15 デュオグラフ 42
素材:18Kレッドゴールドケース、
ブラックアリゲーターレザーストラップ
サイズ:ケース径42mm、厚さ15.35mm
防水:100m防水
特徴:ブライトリング自社開発製キャリバーB15、スプリットセコンド・クロノグラフ、パワーリザーブ約70時間、機械式手巻き、COSC公認クロノメーター
¥2,387,000
最後はこの“プレミエ B25 ダトラ 42”を紹介。
曜日・日付に加えて、月の満ち欠けを表すムーンフェイズなど視覚的にも楽しめる1本です。
モデル名:プレミエ B25 ダトラ 42
素材:ステンレスチールケース、ゴールドブラウンアリゲーターレザーストラップ
サイズ:ケース径42mm、厚さ15.35mm
防水:100m防水
特徴:キャリバーB25、日・曜日・月・ムーンフェイズ、パワーリザーブ約48時間、機械式自動巻き・ボールベアリングによる片方向巻き上げ、COSC公認クロノメーター
¥1,408,000
世代を超えて進化したブライトリングの卓越した時計技術を具現化したのが、このコレクションの特徴です。
ON・OFF使えるデザインなので、汎用性が高いのもポイントです。
それぞれ色違いも展開していますので、気になった方は是非チェックしてみてください。
プレミエ ヘリテージ コレクションは4月末発売予定です。
[問い合わせ先名]
ブライトリング・ジャパン
TEL:0120-105-707
URL:https://www.breitling.com/jp-ja/
文/スタイリスト 小林知典
※写真はすべてメーカー提供
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