お手軽&コンパクトな125ccモデルとともに、昨今のバイク人気を担っているのが250ccモデル。その魅力は所有感を満たしてくれる程よいサイズ感と軽量なボディ、そして扱いやすく、力強さも感じさせてくれるエンジンとなり、ホビー感の強い125ccよりもバイク感を求める人たちに支持されている。人気の中心はネイキッドやスーパースポーツ等のロードスポーツタイプだが、より軽快な走りや幅広いバイク遊びを求める人、また皆とは一味違ったバイクが欲しいという人にオススメなのがオンロードとオフロードの両方を楽しむことのできるデュアルパーパスモデルだ。
今回紹介するホンダの「CRF250L」もそのジャンルに属する一台で、これ一台で市街地からオフロードまで、幅広いシチュエーションで軽快な走りが楽しめ、アクティブライダーにフィットするモデルとなっている。
ライダーをワクワクさせるアクティブなデザイン
日常の便利さと休日の楽しさに磨きをかけた「Evolved ON-OFF GEAR」を開発コンセプトとし、オンロードでの扱いやすさとともにオフロードでの走破性を高め、トータルバランスに優れるモデルを目指して作られたこのモデル。そのスタイルは競技用のモトクロスマシンをイメージしたものとなり、精悍なフェイスにシャープなリヤテール、ボディ全体はスリムながらも力強さを感じさせるデザインとなっている。
今回、新たにグリップ周辺の走行風や飛び石などの影響を軽減させ、走行時の快適性もアップするナックルガードを標準装備。またカラーリングも従来のエクストリームレッドからより都会的で洗練された雰囲気の「スウィフトグレー」に変更されている。
オンもオフも快適に使えるフレーム&エンジン
オフロード性能の向上を狙い、しなやかさと路面からの衝撃を受け止める強さを追求したフレームに、低回転域からリニアに力強く反応するエンジン特性を持たせ、街中からオフロードまで様々な走行シーンにおける扱いやすさを追求した249ccの水冷単気筒エンジンを搭載(令和2年の排出ガス規制に適合)。さらに最適化されたギアレシオ設定、ライダーの疲労軽減や扱いやすさの向上につながるアシストスリッパークラッチ、パルス感のある排気サウンドと軽量化を実現したマフラーの採用、そしてオフロード走行時にはリア側のABSをオフにできる機能も備え、様々なシチュエーションでの快適なライディングを楽しむことができる。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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