2022年も次々と新商品が登場し、ヒット商品も多数登場したカップ麺シーン。単なるカップ麺好きを超えたプロたちが1年を振り返り、特に印象的だったキーワードをランキング形式でピックアップ!トレンドを象徴する“激うまカップ麺”とともにご紹介。
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食文化研究家・大和イチロウさん
インスタントラーメン専門店・やかん亭代表。即席麺「一日一麺」を掲げ、35年で20000食を実食。
カップ麺好きライター・金山 靖さん
カップ麺の記事を多数執筆し、メーカーへの取材経験も豊富。スーパーの棚めぐりが日課。
2023年は多様性の時代ならではの麺に注目!
金山 2022年は低糖質麺を含む健康志向麺の注目度が高かったですね。
大和 健康意識の高まりだけでなく、女性が手に取りやすいカップ麺を作る狙いもあったと思います。低糖質麺は麺開発戦争にも関係ありますね。
金山 麺神の超極太麺は未体験の衝撃でした。ぼそぼそ感がなくもっちもち! 未体験つながりで、ご当地麺も盛り上がりましたね。
大和 今はECサイトでご当地麺が手軽に買えますから、レアなカップ麺を食べたい欲求が手軽に満たされるようになりました。今の時代ならではの人気だと思います。
金山 PBカップ麺は今後も伸びていくでしょうね。
大和 衝動買いができるリーズナブルさがいいんですよね。よりお得感を出すため、今後はボリュームで勝負していくと思います。2023年最も注目しているのがSDGsカップ麺です。ビーガンヌードルも売れています。
金山 多様性の時代ならではですね。
【第5位】若者の価値観にアジャストした“SDGsカップ麺”が台頭の兆し!
企業として環境負荷に配慮するのはもちろんのこと、環境を真剣に考える若者世代を取り込むため、サステナビリティに配慮したカップ麺が徐々に増えている。現状はパッケージを変えるなど、できるところからやっている印象だが、今年はより本格的に伸長するだろう。
エースコック/もったいないをおいしいになにわの潮ラーメン 塩 実勢価格¥232※編集部調べ
おいしいのに活用しきれていない食材を使い、食品ロス削減に貢献するシリーズ。大阪湾で獲れた未利用魚をスープに活用している。本品は昨年12月に終売したが、第二弾以降も展開予定。
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