BMWから限定バイク、「BMW R nineT 100 Years(アール・ナインティー・ワンハンドレッド・イヤーズ)」と「BMW R 18 100 Years(アール・エイティーン・ワンハンドレッド・イヤーズ)」の2モデルが発売となる。
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唯一無二のエンジンスタイルが決まった100年前!
BMWのバイクといえば、シリンダーが左右に突き出た2気筒ボクサー・エンジン搭載というのが伝統的なスタイル。その元となったのが、約100年前となる当時のBMWチーフ・デザイナーであるMax Friz(マックス・フリッツ)が、1922年12月に描いた空冷2気筒4ストローク・ボクサー・エンジン搭載モデルだ
その翌年の1923年9月に発表となったバイクがR 32(アール・サーティーツー)。1923年って、昔すぎて日本で言うところのいつ? って話だけど、和暦にすると大正12年のこと。1923年9月に起きた日本のショッキングな出来事といえば、関東大震災。歴史の勉強で記憶に留めたことはあっても、体験した人はこのサイトの読者にはほとんどいないはずだ。その関東大震災が起きた年に誕生したBMW R 32はマニア垂涎のバイクなのだ。
絶対手に入れたい限定モデル!
バイクに興味のない人でもその美しいフォルムを一度見れば、魔法にかかったように惚れ込んでしまうだろう。そのBMW R 32生誕100周年を記念して、BMW R nineTとBMW R 18の2モデルが発売される。その台数はBMW R 32の発表された1923年にちなんで世界1,923台限定となっている。
1923年誕生のBMW R 32は現存している数も少ないからそう簡単には手に入らないだろう。しかしこれから発売となる100周年記念モデルは2023年2月1日予約開始なので、手に入れられるチャンスはある。BMW R 32と同じくBMWのアイデンティティとも言える2気筒ボクサー・エンジンを搭載し、さらにメンテナンス性に優れたシャフトドライブというのも100年前の設計であるBMW R 32で確立し、今回発売となるBMW R nineTとBMW R 18は受け継いでいるのだ。
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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