MonoMax WEBでたびたびレビューしている東ハトのお菓子。キャラメルコーンやハーベスト、暴君ハバネロなど……馴染み深いお菓子がたくさんありますよね。
今回はその中でもポテコとなげわに注目です! ポテコとなげわと言えば、誰しも一度は指にはめて食べた経験があるのではないでしょうか? 今年で誕生50周年を迎えた大人気お菓子の開発秘話を伺いました。
CONTENTS
お話を伺ったのはこの方です!
株式会社東ハト
マーケティング本部 商品開発部 商品開発第一課
速水 雄飛さん
日本で唯一のリング型ポテトスナック、指にはめることは想定されていなかった⁉
ーーー早速ですが、あの形状が生まれた経緯や理由はあるのでしょうか?
速水:当時は、ジャガイモのお菓子と言ったらポテトチップスが主流だったんです。そこでチップス状ではない、新しい“ポテトスナック”を作ろうとして生まれたのが、ポテコとなげわ。ポテコはカリッ、なげわはサクッ、と食感に特徴をもたせるために、あの形にたどり着きました。
ーーーリング形状ですよね。ほかの形は候補にあがらなかったのか気になります。
速水:50年も前になるので、調べる限りですが、リング形状だけでしたね。実はあの形を生み出すのって技術的にかなり難しいんです。生地の厚みが約1㎜と薄いので……
ーーー約1㎜⁉
速水:東ハトが長年の培ってきた成形技術だからこそ、あの形が実現できました。
ーーー相当な試行錯誤が目に浮かびます。
ポテコのほうは2017年に生地の厚みを約1㎜に薄くしたことで、よりカリッとした食感がアップしたのだとか。新しいファンが多く増え始めたのも、このあたりからだ。
ーーー食感を追求した結果として生まれた形ということは、指にはめることも当時は想定されていなかったんですよね。パッケージに描かれているキャラクターの印象も相まって意外でした。キャラクターの誕生秘話は何かあったり……?
速水:ポテコくんとなげわくんですね。より親しみを感じてもらいたいという想いがきっかけで、2006年に誕生しました。ポテコくんとなげわくんの登場をきっかけに、親子で一緒に楽しんで食べてもらえるシーンが増えたと聞いております。
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