「一日一麺」インスタントラーメンを35年間毎日食べ続けている食文化研究家の大和イチロウです。私はインスタントラーメンハンターとして日々追い続けているマニアでもあり、またカップ麺や袋麺などを監修する“中の人”でもあります。
インスタントラーメンはダイエットの大敵だと思っているアナタ!糖質制限で修行レベルのようなガマンを続けているアナタ!無理せずおいしく楽しく続けられたら……そんな夢のような世界線がカップ麺にあるんですよ。今進化を続けている糖質制限カップ麺、その中でも注目すべき新商品3選をご紹介したいと思います。
CONTENTS
1.「ロカボNOODLESおいしさプラス こってり醤油」(明星食品)
「ロカボNOODLESおいしさプラス こってり醤油」(明星食品)¥214(税込)200kcal
「ロカボ」とは1日の糖質量を緩やかに制限する手法です。しかもこのカップ麺は糖質を抑えるだけでなく食物繊維を配合し、三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)のバランスが効率よく採れる「PFCバランス」とうれしい機能てんこ盛り。
今回はこってり醤油をチョイス。健康と真逆の「こってり」とネーミングから伺える自信は本物なのか!? ポイントは大豆由来の植物性たんぱくに旨み成分を練り込んだプロテインキューブ。明星独自の麺の進化も注目です。
食欲をそそる「醤油豚骨」の香りが真っ先に飛び込んできます。しかしスープを口にすると口当たりよくキレもあり香辛料のパンチもあって、バランス良い印象です。スープにもたんぱく質がしっかりと配合されています。
麺もグレードアップ。食物繊維や難消化性でんぷんと数種類の旨み成分ねり込みでつるみのある食感のノンフライ麺に。この手の麺は正直おいしくなかったんですが、いつも食べているカップ麺のそれとほぼ変わらないです。グレート!
「ロカボNOODLESおいしさプラス こってり醤油」(明星食品)
【レビュー】
スープ・・・・・★★★★☆
麺・・・・・・・★★★★☆
具・・・・・・・★★★☆☆
作りやすさ・・・★★★★☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
肉の見た目が肉肉しい感じでちょっと引きましたが、おいしければ無問題。機能性カップ麺の弱点を克服してきた感はすばらしいです。なんといってもカロリー。スープを飲み干して200kcalという驚異的なヘルシーさも注目です。いい仕事してます。
この記事のタグ
この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Twitter:@yamato160
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
モノマックスの記事をシェアする