MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

最新号のご案内

12月号通常号

12月号通常号

2024年11月9日(土)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web LINE NEWS
  • MonoMax 公式Twitter 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本Web

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

特集編集長が注目する新作「コレ買いです」

「この出来で4万円はすごい」セイコー 5スポーツ最新作は非の打ち所がない機械式時計だ/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.6

執筆者:

セイコー 5スポーツの最新ミドルサイズモデル/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.6
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回はセイコー 5スポーツから新登場した38mmのミッドサイズモデルをチェックします!

この記事の画像一覧を見る(10枚)

38mmの小径化で収まりがさらによくなった!

セイコー 5スポーツの最新ミドルサイズモデルをチェックする編集長 奥家今回ご紹介するのは、セイコー 5スポーツ。1968年に誕生して以来、高い品質と信頼のあるジャパニーズウォッチとして国内外で評価を受けてきたブランドです。特に、2019年にリブランディングを果たしたときはすごかったですね~。発売後すぐに店頭在庫がなくなってしまうという人気ぶりで、うれしい悲鳴を上げている時計店の方々をたくさん見たものです。

なんでセイコー 5スポーツがこれほどの人気を集めているかというと……

  • 信頼の国産時計メーカーであるセイコーのメカニカルムーブメントを搭載!
  • 「Sports」「Suits」「Specialist」「Street」「Sense」の5つのスタイルがあってバリエーションが豊富!
  • 主力機の価格は3~4万円台とこなれている!

「早い、うまい、安い!」じゃないですけど、カジュアルウォッチの世界で考えれば非の打ち所がないんです。はじめて機械式時計を身に着けてみようという人にも、これ以上おすすめできるブランドはないでしょう。見た目はしっかり今どきだけど、中身は超優等生。絶対モテます。

セイコー 5スポーツ 「SKX Sports Style」 左から、「SBSA229」「SBSA225」「SBSA227」「SBSA231」各¥40,700

セイコー 5スポーツ 「SKX Sports Style」
左から、「SBSA229」「SBSA225」「SBSA227」「SBSA231」各¥40,700 ケース径38mm、10気圧防水、自動巻(手巻つき)

さて、そんなセイコー 5スポーツから2023年5月に発売したのが、38mmケースを採用した4つのミッドサイズモデルです。

収まりがいい38mmケース2019年のリブランディング後の主力機が42.5mmで、その後ベゼルをスリムにしたモデルも40mmでしたから、今回は一層の小径化を果たしたことになります。小径化は現在の腕時計業界の大きなトレンドのひとつですから、それにしっかり応えた形です。ベースとなったダイバーズデザインは大型ベゼルが付くために文字板が占める面積は制限され、前の42.5mmのケースサイズでもそこまで「大きいな!」という印象はなかったんですけど、今回の38mmは確かなコンパクト感を感じました。腕にしっかりと収まってくれるんです。装着感もかなり高まりました。

また、ミッドサイズでありながら主張もあるデザインだから、装いのアクセントとしての役割をきちんと果たしてくれます。

実用性にも優れた信頼のクオリティ!

機械式ムーブメント「4R36」安定の機械式ムーブメント「4R36」を搭載。これまでセイコー 5スポーツで採用してきたのと同じで、日差+45秒~-35秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)の精度とパワーリザーブ約41時間のムーブメントです。ケースバックはシースルー仕様になっていて、駆動する姿を眺めることができます。

視認性のいいダイバーズベースのデザイン

蓄光塗料も塗布また、小径化したからといって視認性も損なわれていません。こういうとき、どんな状況でも正確に情報が読み取れるように考慮されているダイバーズって強いんですよね。実際、今作にも強力な蓄光塗料が使われていて、暗い場所でも正確な時刻を読み取れます。個人的にはデイデイトが健在なのもうれしいです。

この記事のタグ

この記事を書いた人

奥家慎二

編集長奥家慎二

2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。

執筆記事一覧


Twitter:@MonoMaxWEB

Instagram:@MonoMax_tkj

Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は?時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説

「ヴィンテージ感◎の新作時計」再構築されたルイ・エラールの新ライン“ノアールモン・メティエダール コレクション”に大注目

「上質でクールなブラックウォッチ」シチズンコレクション“NIGHT COLOUR EDITION”にはギフトにぴったりなペアモデルも

「ギフトにおすすめの機械式時計」ムーンフェイズ初搭載でレイモンド ウェイル“ミレジム”のロマンと色気が倍増!

「ツウの間で知られる世界最高峰イベント」130を超えるブランドが集まった時計展示見本市『香港ウォッチ&クロックフェア』を時計ライターが現地レポート!

「ポルシェの名車が腕時計に」ファン垂涎のディテールに一目惚れ!“550スパイダー”をオマージュしたタグ・ホイヤーとのコラボ作が美しすぎる

ザ・ニシオギの第5弾「平城」は日本の超絶技巧が細部にまで宿る意欲作だ!

創業から10年にわたって“価格以上の価値”を提供! Knotの魅力を7つのキーワードからひもとく

「人気ナンバー1ビジネスバックパックに新作!」ビクトリノックスは、収納力/安心感/汎用性すべてにおいて“完璧すぎる”!