セイコーにおける薄型メカニカルウオッチの原点「ゴールドフェザー」がクレドールの名の下に蘇る。待望の限定モデルは7月8日(土)、レギュラーモデルを8月11日(金)より発売を予定している。
セイコーの機械式時計開発の歴史を紐解くと、1950年代に多くの技術者たちが目指したのは“高精度化”と“薄型化”の2つのテーマだった。当時の技術者たちが総力をあげてこの難題に取り組み、1960年に2つの腕時計を開発した。ひとつは“高精度”を追求した「グランドセイコー」、そしてもうひとつが“薄型”を極めた「セイコー ゴールドフェザー」だ。
「セイコー ゴールドフェザー」は、その名のとおり、着け心地が羽根に触れたように上品で柔らかい薄型ドレスウオッチだった。搭載されたキャリバー 60は、当時世界最薄であった厚さ2.95㎜の中三針(中心に秒針の付いた)腕時計のムーブメントだった。このキャリバー 60の設計思想を受け継ぎ、1969年には、二針ムーブメントで、世界有数の薄さを誇った厚さ1.98㎜のキャリバー 6800を開発。セイコーU.T.D.(=Ultra Thin Dress)モデルとして発表した。
その後キャリバー 68 系は、1993年以降の「クレドール」を代表する薄型メカニカルムーブメントとして数多くのモデルに搭載され、現在に至っている。
クレドール「ゴールドフェザー U.T.D.(GBBY982)」¥3,410,000/手巻/37.1㎜径/日常生活用防水/限定数量30本
「GBBY982」はケース素材に18K イエローゴールドを採用した限定モデル。ダイヤルには、宙に舞う羽根をイメージしたスパイラル状の放射仕上げを採用。
ダイヤルに直接彫りこまれたインデックス、ブランドロゴ、分目盛の陰影が上品で繊細な立体感をもたらしている。
クレドール「ゴールドフェザー U.T.D.(GBBY980)」¥3,300,000/手巻/37.1㎜径/日常生活用防水
「GBBY980」は、ケース素材に18K ピンクゴールドを採用したレギュラーモデル。
ダイヤルに沿って曲げた極細のインデックスを採用し、視認性を一層向上している。
このたびクレドールから登場する「ゴールドフェザー」は、「セイコー ゴールドフェザー」をもとに、現代の高級薄型ドレスウオッチの名にふさわしいスペックとデザインにアップデートした新コレクションだ。
デザインコンセプトは、羽根のように“薄く”“軽やかで”“空気をはらみ”“艶やかで”“優美”であること。ケースはこれら5つのデザインコンセプトにもとづき、丸みを帯びた優美でおおらかな造形と、袖口に収まりやすい薄さの両立を図っている。
さらに、ムーブメントをケースに直接固定し、裏ぶたのサイズを最小化する新構造を採用したことで、ケース裏側の斜面が広くなり、腕に着けた際、実際の厚さよりも薄く見えるデザインに仕上げている。
また、細く軽やかなかん足とベゼルには、熟練の職人によってザラツ研磨とダイヤカットが施され、繊細なシルエットを際立たせている。
立体感のあるボックス型サファイアガラスは、ダイヤルの上に空気をはらんだような柔らかい空間を作り出している。ダイヤルは外周に向かって緩やかにカーブさせ、羽根をイメージした艶やかな放射仕上げを施している。また、裏ぶたやかん足の裏側など、腕に触れるすべての部分を曲面で構成することで、優しい着け心地に配慮している。
両モデルともダイヤル下部には、1960年のゴールドフェザーロゴを現代的にブラッシュアップしたコレクションロゴをあしらっている。
=詳しい情報はココをチェック!=
クレドール公式サイト
https://www.credor.com/
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