イタリアの歴史あるスクーターブランドであり、世界中で愛されている「ベスパ」。幅広いシリーズを揃える中、洗練された外装とパワフルなエンジンとの調和がとられ、ベスパの情熱と伝統のデザインを継承、フラッグシップモデルとして憧れの存在となっているのが「GTS」シリーズである。
今回はそのシリーズに“キーレスシステム”等の最新技術を新搭載したモデル4バージョンをご紹介。それぞれベスパの伝統を継承した質感の高い全面スチール製のボディには、走行性能と環境性能もアップさせた最新鋭の155cc i-get単気筒エンジン、または300HPEエンジンの2種類のエンジンを搭載。さらに新設計のフロントサスペンションや快適な新型シート、そして先進の装備を採用するなど、まさに進化を遂げたモデルとなっている。手に入れることでスマートなバイクライフを約束してくれるワンランク上のプレミアムなスクーターとなっている。
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シリーズ最高峰を誇る「300スーパーテック」
洗練されたスポーティな雰囲気と先進の技術を融合させたGTSシリーズの最上位モデル。独特なサテンクロームグレー仕上げのボディパーツをはじめ、ダイヤモンドカット仕上げが美しいグラファイトカラーのホイール、そして専用のグラフィックで描かれたシェードが上質な印象を与えている。
カラーはマット仕上げのクォーツグレーとディープブルーの2色展開で、ステアリングコラムカバーの装飾と蛍光グリーンのフロントショックスプリングがアクセントに。そしてダブルシートには蛍光グリーンを含む2色のステッチが施され、ハイテク感のある仕上がりもポイントとなっている。さらにTFTカラーディスプレイが標準装備となり、車両とスマートフォンをブルートゥースで繋ぎ、着信やメッセージをメーターに表示するほか、スマホの画面で回転数や燃費等の確認ができるベスパMIAシステムも搭載されている。
スポーティ感が際立つ「300スーパースポーツ」
GTSシリーズの中でも特にスポーティなデザインが印象的なモデルとなり、グラファイトカラーのホイールに加えて、ボディ細部のパーツがブラックアウトされていることで、性能の高さと力強さを想像させるスタイルに仕上げられている。レッグシールド中央にあるベスパを象徴するステアリングコラムカバーは、精悍なカーボン風仕上げとなり、蛍光オレンジのデザインアクセントによって、アグレッシブさもプラスされている。
ブラックカラーのシートはタックロール状のパターンを採用し、また黒地に映える蛍光オレンジのダブルステッチもポイントとなっている。カラーは光沢のあるイノチェンツァホワイトとマットなオリーブグリーンの2色となり、どちらにも新しい専用グラフィックが採用されている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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