インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを35年間、365日食べ続け、今までに計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。そんなマニア目線で、インスタントラーメンの最新情報をお届けするこの企画。
さて7月に入り夏本番!食欲も落ちるこんな時こそガツンとパワーが出まくるカップ麺はいかがでしょうか。今回は激辛のものから、ニンニクマシマシのヤツまで厳選した3選をお送りいたします。
CONTENTS
1.「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」(日清食品)
「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」(日清食品) ¥237(税込)552kcal
激辛マニアから絶賛されている蒙古タンメン中本ですが、毎年の季節限定で出されるのがこの「北極ラーメン」(写真左)です。通常のヤツでも激辛なのに、辛さの極地ということで北極と命名されたそう。
通常のヤツは豆腐など具材が盛りだくさんなのですが、北極はあくまで辛さを追求したカタチ。もやしがちょろっと入っている程度です。辛さにコストを全振りする潔さが素晴らしい。
中本の特徴は「旨辛」!どちらも野菜の甘みと味噌のコク、そしてあまりある唐辛子の辛さ。見た目を比べても明らかに北極ラーメンはヤバめな感じです。
一口目のスープは旨みが先に、後からキョーレツな激辛パンチの連打です。美味いのか辛いのかマヒする感覚が最後まで続きます。結果、恐ろしいほどの汗が…。
麺の絡み方の比較。北極はしっかりと麺が赤くなります。気をつけたいのが麺はたぐり寄せて食しましょう。すすると1000%むせます。(私はやっちゃいました)
■「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」(日清食品)
【レビュー】
スープ・・・・・★★★★★
麺・・・・・・・★★★★★
具・・・・・・・★★☆☆☆
作りやすさ・・・★★★★☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
激辛旨辛ではおそらく最高峰に位置するくらいトップレベルの北極ラーメン。中の人的には辛いラーメンとは「慣れ&飽き」がきてしまう難しいジャンル。最後まで楽しめるよう丁寧な作りが作り手として嫉妬します。中本恐るべし。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Twitter:@yamato160
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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