熱中症が怖い今こそ!ウエアラブルクーラー「REON POCKET 4」は猛暑の救世主だ!/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.15
執筆者: 編集長/奥家慎二
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、バッテリー容量UPでますます便利になったソニーのウエアラブルクーラー「REON POCKET 4」を使い、ヒンヤリ体験しました!
思わず「冷たッ!」と驚くほどの冷たさ!
とんでもない猛暑が続く昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。「地球温暖化の時代は終わりました。地球沸騰化の時代が到来したのです」なんて国連事務総長が発言するくらいで、今夏の暑さは尋常ではありませんよね。人間の体温を上回り、40℃に迫る勢い……熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
そんな夏の必需品になりつつあるのが、首元をヒンヤリさせてくれるウエアラブルな冷却デバイス。「便利なお役立ちグッズ」というのみならず、もはやサバイバルに欠かせない「必需品」といっていいジャンルになってきました。
ソニー「REON POCKET 4」¥16,500(税込)
今回ご紹介するのは、ウェアラブルサーモデバイスであるソニーの「REON POCKET 4」。『MonoMax』8月号「2023年下半期 次に売れるモノ大予測」企画でもトップページに掲載した、大注目アイテムです。
何はともあれ、さっそく試してみました。
本体サイズはおよそW5.5×H11.7×D2.3㎝と、スマホをふた回りくらい小さくしたコンパクトさ。重さはネックバンド装着時で約144g。本体上部にスリムなネックバンドがレイアウトされたデザインです。
バンドを軽く広げて首周りに装着、「COOL」に設定すると……
思わず「冷たッ」と声を出してしまうほどのヒンヤリ感が!
想像以上にしっかり冷たくなって驚きました。首元が冷やされ、体感的に得られる涼感は相当なもの。この「冷たさをまとう」という快適さ、未来を感じさせます。
実際に冷たくなるのは、ほんの5㎝角程度の領域。直接肌にふれるメタリックなモジュールです。
REON POCKETには、ペルチェ素子といわれるサーモモジュールを搭載しています。ペルチェ素子は通電することにより、片側が冷えて、反対側が温まる半導体モジュールです。COOL使用時は温まった⽅をファンによって排熱し、冷却を維持する仕組みです。(公式webサイトより)
また、数百回のシミュレーションを経て設計されたという放熱機構を採用。本体の下部から空気を取り込み、上部へ排出することでデバイス内部に発生した熱を逃がす仕組みです。
襟付きシャツの内側に「REON POCKET 4」をかけると、ほんのわずかですが本体上部の排出口が外に出るようになっていて、そこから熱が逃げていくというわけ。すごくよく考えられています。
それに、見た目にスタイリッシュなのもいいんですよね。巷にはたくさんのネッククーラーが登場していますけども、多くが「首にヘッドホンをかけているの?」というようなゴツい見た目だったりして、着用することに抵抗感のある人も少なくないのではないでしょうか。その点「REON POCKET 4」は着用していても気づかれにくいですし、見られたとしても「いいでしょ?」って自慢したくなるデザインです。
「REON POCKET 4」を着けていろいろと行動してみましたが、本当に快適でした。朝、駅までの道のりも気分良く歩けましたし、そのまま電車に乗車しても問題なし。「COOLレベル4+」だと若干ファンの音が気になるかもしれませんが、これは「電力消費を気にせずガンガン冷やします!」という最高レベルなので、「COOLレベル3」以下にしておけば作動音も気になりません。
ゴルフの打ちっぱなしでも「REON POCKET 4」がもたらしてくれる冷たさには助かりました。コースをラウンドするときにも使ってみたいと思いました。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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