アメリカの電気自動車メーカー「テスラモーターズ」の日本法人テスラモーターズ ジャパンは、「モデル3」と「モデルY」の車両価格を引き下げるとともに、モデル3に0→100km/h加速3.1秒という凄まじい加速の「モデル3 パフォーマンス」を設定した。ライバルが急速に増加し、ここに来て電気自動車需要の減速傾向が指摘される中、さらに魅力的な製品を市場に投入してニーズを喚起すべくとられた戦略は大きな注目を集めそうだ。
モデル3は世界的なベストセラー電気自動車
テスラ モデル3は、セダンの「モデルS」やSUVの「モデルX」よりもコンパクトな、Dセグメントに属するBEVセダン。2016年5月にアメリカで発表されるやわずか1週間で32万台の予約が入ったことでも話題となった。
日本導入は2019年5月で、日本でもヒット。たびたび適正価格への対応にともない価格引き下げが行われたほか、2023年には内外装や走行性能など多岐にわたって大幅なアップデートが施されている。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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