本誌の人気長寿連載「BEAMS特撮部」。セレクトショップ「BEAMS」の特撮好きスタッフによって結成されたBEAMS特撮部が、毎回特撮に関わる様々な人・現場に取材を行っています。
今回は7月6日にスタートした『ウルトラマンアーク』に主人公・飛世(ひぜ)ユウマ役で出演中の戸塚有輝さんに撮影のエピソードや意気込みを聞きました!
ヒッポリト星人に衝撃を受けた少年時代
久芳(ビームス特撮部) ウルトラマンの思い出ってありますか?
戸塚 幼少期、母に図書館へ連れて行ってもらったんです。そこでビデオをよく見ていたのですが、その中にウルトラマンAがあって、ヒッポリト星人の話にすごく衝撃を受けたのを覚えています。
久芳 ウルトラ兄弟がブロンズ像にされる話ですね。
戸塚 ブロンズ像になるというのが衝撃でした。でも、怖いという感じではなくて、好奇心というかポジティブな思い出として残っています。
久芳 特撮の撮影で驚いたことは?
戸塚 僕は舞台の経験はありますが、映像の経験はあまりないので、箱馬に乗って演技をするなど映像のお芝居はすごく新鮮でしたし、画面の中の物語はこうやって作るのかと勉強になりました。僕は舞台照明をやっていたこともあり、照明が好きなんです。なので、撮影中も照明セットを見てました。照明さんが電球をわざと破裂させてピカピカとさせるような演出を見て、「舞台の照明と全然違う。こんなことができるのか!」と驚きましたね。
久芳 グリーンバックの撮影も体験しました?
戸塚 目の前にはいないけど、すごく大きい怪獣がいて、その設定でお芝居するのは初めてだったので、かなり苦戦しました。
久芳 今回アクションシーンはあります?
戸塚 僕が演じる飛世ユウマは「怪獣防災科学調査所(通称SKIP)」に所属する調査員なので、基本的に激しいアクションはしないですが、(ワイヤーで)吊られるお芝居は体験しました。やっぱり大変でしたね。
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Twitter:@kuunelu5963
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