ラーメンや餃子など、様々な料理に入れると美味しいニンニク。最近ではラーメン店の卓上にペースト状の「おろしニンニク」が置かれていて、好きなだけトッピングできるお店もあります。しかし気になるのは食べた後のニオイ……。ニンニクを楽しみつつもニオイを防ぐことは難しいのでしょうか?食の専門家であるスギ アカツキさんに聞きました。
ニンニクを食べるとなぜクサい?3つの原因とそれぞれの対策
ニンニクを食べると、なんとなく自分がクサい気がしますが、そのニオイはどこから発生しているのでしょうか?
「ニンニクを食べると、①口に残った残りカス、②胃や腸、③血中の3か所でニオイ物質が発生します。口に残った残りカスは歯磨きをすればある程度は防ぐことができます。胃や腸からのニオイは飲むことで押さえるカプセルも売られていますよね。
ただ、歯磨きやカプセルで対策をしてもクサいのは、腸から吸収されたニンニクのニオイ成分が血中に入ってしまうから。そして息や体臭として出てきてしまいます。歯磨きをしてお風呂に入った翌日でも臭うのはそのためです。ニンニクを代謝する能力はアルコールと一緒で個人差があります。人によりますが、血中にニンニクのニオイ成分が残るのは48時間ほどと言われています」(スギ アカツキさん)
血中に入ってしまっては、対策のしようがない気がします……!
「対策はありますよ。よく『ニンニクを食べた後に牛乳を飲むと良い』と聞きますが、食べた後に対策をしてもあまり効果がありません。最近効果があると実証されたのは、ニンニクを食べる前にヨーグルトを摂取すること。ニンニクを食べる前に摂取しておけば、ニンニク臭の99%を消すことができるという研究結果が報告されています。手軽に摂取できるドリンクタイプのヨーグルトでもよいでしょう。」(スギ アカツキさん)
飲むヨーグルトなら簡単に対策ができますね!
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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