「王者N-BOX超え!?」かつての人気車キューブの再来か?新型“日産ルークス”はクラスNo.1&おしゃれ風味満載『小沢コージの遊べるクルマ』
執筆者: 自動車ジャーナリスト/小沢コージ
MonoMax本誌にて好評連載中の「小沢コージの遊べるクルマ」では、自動車ジャーナリストの小沢コージさんが、ただの移動手段として使うだけではもったいない、遊びたくなる魅力を秘めたおすすめの1台を紹介しています。今回は、「新“かどまる四角”デザインがかわいすぎる!スペースにデジタル性能などクラスNo.1も連発」と小沢さんが驚いた、「日産ルークス」を取り上げます!
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イメージ大刷新で王者ホンダN -BOXを超えるか!
ついにこの手で来たか! それは驚きのフルモデルチェンジを敢行した新型日産ルークスです。ご存じホンダN-BOX、ダイハツ タントらと並ぶ、全高1.7ⅿ超で両側スライドドアを持つ便利な軽スーパーハイトワゴンですが、今回は背水の陣とも言うべき大革新。かつてあった日産キューブ的なおしゃれ雑貨デザインをまとってきたのです。
見ての通り、ブランド家具や雑貨のごときキュービックデザインですが、かわいくて女子ウケが狙える半面、少々クルマっぽさに欠けるきらいもあり、ここは大勝負。同時にフォルムもよりフロントウインドウを立てて、ボンネットを厚くした真四角ルーミーデザインへと大変更。結果、室内スペースは大幅に拡大し、室内長は日産計測ですが115mmも伸びて2315mmとN-BOX超えのクラストップ。そのほかリアシートの前後スライド量も32㎝とクラストップで、一番前にした時のラゲッジスペースは48Lのスーツケースを4つも収納可能です。
そのほかリアドア開口部や運転席のアイポイント高もクラストップで広々感や見晴らし感は文句なし。同時に見逃せないのはおしゃれ度でボディカラーを増やし、かわいいメタリック系のほか、モノトーンや2トーンカラーも選べます。インテリアは今まで以上におしゃれ家具を意識したソファ調表皮が選べて、自慢の柔らかメランジ生地はナイスタッチ!
走りについては、今回マイルドハイブリッドが省かれましたが、その分サスペンションを見直し、より上質かつ酔いにくい走り味を追求。高応答ショックアブソーバーや進化したリアシート構造で、軽ハイトワゴンNo.1の上質感を目標に。
加えてデジタル性能も日産の高級SUV並みの技術を投入し、クラストップの12.3インチディスプレイや3D機能付きアラウンドビューモニターも装着可。新ヒューマンデザインにクラストップ機能を満載の新ルークス。注目です!
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この記事を書いた人
自動車ジャーナリスト小沢コージ
愛情あふれる独自の視点でクルマを語るバラエティ自動車ジャーナリスト。雑誌を中心にWebなどにも多数寄稿。2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。
X:@KOJICHU
Website:https://www.youtube.com/@KozziTV
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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