世界の名作チェアでおうち時間を豊かにする！

いい椅子は日々の暮らしに喜びと刺激を与えてくれます。座って心地よく、眺めては心が揺さぶられる。そんな椅子に今すぐ出合いたいなら、まずはこの5脚！それぞれの名作を手掛けたデザイナーのプロフィールとともにご紹介します。コロナ禍でおうち時間が増えたからこそ、いつもの“座る”を格別なものにしてみては？

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ハーマンミラー（アメリカ）／イームズラウンジチェア&オットマン

“半世紀以上愛されてきた
デザインチェアのアイコン”

モダンなクラブチェアとして生み出され、アメリカンデザインの象徴として歴史に名を刻む名作。座面はゆるやかに傾斜し、脊椎下部にかかる重心を背もたれが分散させ、腰をしっかりサポートする構造です。
リビングの主役となるオーラが漂います。

Designed by チャールズ＆レイ・イームズ／1 9 0 7 ~ 1 9 7 8（チャールズ）、1 9 1 2 ~ 1 9 8 8（レイ）
家具、おもちゃ、建築物まで幅広いデザインを手掛けた偉大なデザイナー夫妻。結婚後はチャールズ＆レイ・イームズ名義でハーマンミラー社のジョージ・ネルソンとともに革新的な家具のデザインを行い、活躍した。

ラウンジチェア／サイズ（約）：W83.2×D83.2×H81.3㎝
オットマン／サイズ（約）：W66×D54.6×H43.8㎝
¥750,200～
問い合わせ：ハーマンミラージャパン
TEL：03-3201-1836

カンディハウス（日本）／リキロッカー

“絶妙な揺れに心がとろける
ロッキングチェアの優品”

やや低めの座面と厚みのあるクッション使いで優れた安楽性を実現したロッキングチェア。先端をすとんと切り落とした肘掛けのフォルムが緊張感のある姿を引き立てています。リビングや書斎に置き、心地よい揺れに身を任せたくなります。

Designed by 渡辺力／1 9 1 1 ~ 2 0 1 3
1952年にローコストチェア「ヒモイス」で注目を集め、1957年に手掛けた「トリイスツール」と円形センターテーブルがミラノトリエンナーレで金賞を受賞。戦後のジャパニーズデザインに革新をもたらしたパイオニアである。

サイズ（約）：W68.5×D75.5×H105（SH36）㎝
¥197,450〜（枕と背のクッション含む）
問い合わせ：カンディハウス

TEL：0166-47-9967

フレデリシア（デンマーク）／2226 スパニッシュチェア

“寛ぎの時間を豊かにする
小さな極上空間”

スペインの伝統的なアーム幅の広い椅子から着想を得て製作された一脚。アームにゆったりと腕を置けるだけでなく、新聞やコーヒーカップも置けるサイドテーブルの役割にも。リビング、和室、どこに置いても様になります。

Designed by ボーエ・モーエンセン／1 9 1 4 ~ 1 9 7 2
ヤコブセン、ウェグナーと並び立つデンマークを代表する家具デザイナー。大衆目線のデザインを意識し、同国の近代家具の中でもひときわシンプルで、丈夫かつ使いやすい機能を持つ名作を数々生み出した。

サイズ（約）：W82.5×D60×H67（SH33）㎝
¥731,500～
問い合わせ：スカンジナビアンリビング

TEL：03-5789-2885

カッシーナ（イタリア）／ LC1

“単純なエレメントにして
最上の機能性を確立した名品”

姿勢に応じて背もたれが自由に動く椅子として有名。シンプルな構造ながら、リクライニングする背もたれと、回転する厚革のアームが心地よさを促します。20世紀に作られた椅子の中ではマスターピースのひとつに数えられる名品中の名品です。

Designed by ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン／1 8 8 7 ~ 1 9 6 5（ル・コルビュジエ）、 1 8 9 6 ~ 1 9 6 7（ジャンヌレ）、 1 9 0 3 ~ 1 9 9 9（ペリアン）
20世紀を代表する近代建築の巨匠ル・コルビュジエ。彼の従兄弟で、ル・コルビュジエの事務所で建築を担当した建築家ピエール・ジャンヌレ。そしてル・コルビュジエに認められ彼のサポートをしたのが建築家シャルロット・ぺリアンである。

サイズ（約）：W60×D65×H64（SH40）㎝
¥484,000
問い合わせ：カッシーナ・イクスシー青山本店

TEL：03-5474-9001