TAG Heuer(タグ・ホイヤー)と言えば1860年にスイスのジェラ地方にて創業され、時計史に残る数々の名作を生み出してきた人気高級時計ブランドです。
そんなタグ・ホイヤーより今月発表されたモデルが今回の主役。
アイデンティティをヒシヒシと感じさせる新たなモデルとは?
新モデルの魅力に迫っていきます。
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真のファンのために誕生したスペシャルな1本!
こちらがつい先日発表されたモデルで、“タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ レッドブル レーシング スペシャルエディション”と言います。
モデル名にも付けられた通り、F1のパートナーシップであるレッドブル レーシングとの提携を祝福し誕生したモデルです。
ではどこがファンも唸る仕上がりになっているのか、順に紹介していきます。
まずはフェイス。
レッドブル レーシングチームと緊密に連携し、F1チーム全てのグラフィックコードを採用しています。
神話的で深みのあるブルー、印象的なレッドの色調を使いレッドブル レーシングチームの大胆な色を強調しています。
鮮やかなイエローとレッドを使って構成された、カスタマイズの目盛り表示付きブルーのサンブラッシュド仕上げダイヤル。
さらに6時位置の1/10秒を計測するクロノグラフカウンターと秒針にもイエローとレッドを用いており、ブルーに映えるカラーリングとして印象的です。
アラビア数字のインデックスはレーシングカーの速度計からインスピレーションを得たもので、5と7の数字の上にラインがあるのがわかるかと思います。
これはF1トラックのスタートラインを連想させるデザインとなっており、新たなダイヤルもF1カーのコックピットから着想を得たもの。
このフェイスだけでもF1ファンには堪らないディティールが散りばめられています。
では次にサイドを。
縁をレッドラッカーで塗られたラウンド型のプッシャーが付いており、2時位置のクロノグラフをスタートさせるプッシャーを際立たせています。
ブルーベゼルにも”SPPED“という文字が刻印されており、F1によるパフォーマンスの追求を象徴しています。
最後はケースバッグとストラップを。
レッドブル レーシングとタグ・ホイヤーの両ブランドロゴと、RED BULL RACING FORMULA ONE TEAM SPECIAL EDITIONというモデル名が刻印されています。
まるでタイヤの溝を表現したかのようなラバーストラップと相まって、どこから見ても抜かりは無くF1ファンを唸らせるクオリティの高さになっています。
スポーティな印象のラバーストラップ、エレガントな印象のステンレススティールのブレスレットの2モデルで展開されています。
1968年よりF1界との深い関係を持つタグ・ホイヤーが、満を辞して発売したこのモデル。
腕元に華やかさをプラスしてくれる良作だと思いますので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう。
[タグ・ホイヤー フォーミラ1 クロノグラフ レッドブル レーシング スペシャルエディション]
(左)CAZ101AL.BA0842 ¥253,000、(右)CAZ101AL.FT8052 ¥236,500
ムーブメント:クォーツ
機能:時、分、秒、クロノグラフ、日付
ダイヤル:ブルー サンレイブラッシュド仕上げダイヤル 3つのカウンター
- 3時位置:ブルーポリッシュ仕上げ永久秒表示
- 6時位置:ブルーポリッシュ仕上げクロノグラフカウンター時/1/10秒
- 9時位置:ブルーポリッシュ仕上げクロノグラフカウンター分
ケース:直径43 mm スティール製ファインブラッシュド/ポリッシュ仕上げケース アルミニウム ブルー タキメーター 固定式ベゼル
耐水性:200メートル
ブレスレット:
FT8052―テクスチャード ブルーラバーストラップ スティール製ピンバックル
BA0842―スティール製3列ブレスレット スティール製フォールディングクラスプ、 パイロットエクステンション搭載のダブルセーフティシステム
[問い合わせ先]
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
TEL:03-5635-7054
URL:https://www.tagheuer.com/jp/ja/
文/スタイリスト 小林 知典
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