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クルマのバンパーを再生させたプロテカが登場【MonoMaxが注目するSDGsモノ Vol.11】

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これからも、ステキなモノと出会うために。

今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。
第11回に取り上げるのは
プロテカ
マックスパス RI
です。

『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。
「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。

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役目を終えた自動車のバンパーをスーツケースへとよみがえらせる

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プロテカ/マックスパス RI ¥39,600 W40×H50×D25cm/38L/3.5kg

日本国内において年間約500万台前後もの新車が販売される一方、その半数以上が廃棄されている自動車。
国を上げての適正な処理及び資源の有効な利用の確保が行われており、現在のリサイクル率は重量ベースで99%を達成している。
北海道に国内唯一のスーツケース自社製造工場を持ち、業界のリーディングカンパニーとしてサステナブルにも積極的に取り組んできたエースも、この自動車リサイクルに注目。
自動車メーカーのマツダと共同で検討を行い、用途を終えたバンパーをポリプロピレン樹脂へと再生してスーツケースの外装部に使用した「マックスパスRI」を開発した。

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マツダの自動車に使われていたバンパーをポリプロピレン樹脂に再生。これをスーツケースの外装部に初めて使用した。

これによりクルマの新たなライフサイクルが生まれ、SDGsで目指すべき「つくる責任・つかう責任」を遵守する姿勢を示している。
このほかにも、内装仕切りとインナーに再生ポリエステルを採用したり、夜間の安全をサポートするパーツとして環境負荷が少ない振動発電LEDライトを搭載したり、リサイクル時の負荷を軽減するため金属パーツを削減できるインジェクション成型を用いたりと、利便性とエコロジーの双方に配慮。
スーツケースまでサステナブルであるなら、心置きなく旅を満喫できそうだ。

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鮮やかなライトブルーが印象的な内装仕切りとインナーケースには、フィルムの端材をリサイクルした再生ポリエステルを使用している。

早くから資源循環システムを構築しているエース

インジェクション成型で金属パーツを削減

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製品形状を彫りこんだ金型内に溶融した原料を高圧注入し、冷却後に取り出すインジェクション成型を採用。これにより、リサイクルするときの負荷を軽減しやすくしている。

国内スーツケース製造工場で資源循環システムを構築

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スーツケースは北海道のエースラゲージ赤平工場で製造。1971年の操業時より、スーツケースの外装部の端材を再生してスーツケースへ再利用する資源循環システムを構築している。

「捨てる」を「資源」にするリサイクルプロジェクト推進

購入者を対象にスーツケースのリサイクル活動を実施。リユース可能と判断したスーツケースは必要部分を修理したうえで、国内NPO法人などに寄付や一部リースなどに使用している。

プロテカ
マックスパス RI

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¥39,600
問:エース
TEL:03-5843-0606
エース公式サイト

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この記事を書いた人

横山博之

ライター横山博之

カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。

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