似合う帽子はココにあります! オーダーのようにフィットするオーエイスのキャップを使って試してみました!【使用レポートVol.25】
執筆者: スタイリスト/小林知典
カバン、財布、時計、ファッション、アウトドア、文具、家電、乗り物、グルメ・お酒など、あらゆるジャンルの中から、MonoMaxスタッフが気になるものを使って試して、その実力に迫っていく使用レポート!
第25回は、自分に似合う帽子を選べる“O/EIGHTH(オーエイス)のキャップ “を実際に使って試してみました!
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まずは帽子についてちょっと説明を。
帽子は歴史が古く、紀元前まで遡ると言われています。
古代ギリシャ人が日除けに用いた被り物が発祥と言われており、日除けとして登場した帽子にさらなる存在意義が追加されていきます。
ひと目で身分や階級を表す装飾品の1つとして進化し、貴族や王族でも愛用される存在に。
日本では明治時代以降に一般的に広まったとされているので、ファッションとして楽しめるようになってまだ150年程度。
帽子の長い歴史から比べるとまだまだ進化しそうです。
そんな歴史ある帽子業界から生まれたのが今回の主役であるO/EIGHTH(オーエイス)。
100年以上の歴史を持つ老舗が手がけた新たなるヘッドウェアブランドの魅力を掘り下げてみたので、じっくり解説していきます。
まずは4モデルの特徴を紹介!
まず、このブランドの特徴を説明します。
このブランドの大きな特徴として挙げられるのが、頭や顔の形によってデザインされたキャップがあるということ。
これがどういうことなのか順に説明していきますね。
OHC1 Charcoal ¥11,000
まずは1つ目の“OH”。
このモデルは、丸型や四角型のフェイスラインを持つ人向け。
図周りが大きく全体的に顔が大きく見えてしまうのが悩み。
そこで頭回りにボリュームを持たせ、丸くて広く硬めのブリムにすることで、全体の印象を馴染ませカバーできる設計になっています。
素材には小さな染色機で長時間揉み込みながら染色や洗い加工をしたグランジウォッシュコットンを採用し、優しい被り心地ながら風合いもあるモデルです。
UC3 Olive ¥11,000
2つめは“U”。
両目の中心の高さから登頂までの高さが短く、Uのようなフェイスラインの方向け。
このタイプの人は頭の高さが短いため、帽子の深さが合わないことが多々あるとか。
そこでブリムを短く硬くし、クラウンの高さとボリュームを調整することでマッチするモデルに。
素材には特殊な手法で生地を縮め撥水加工を施したナイロンタフタを採用しています。
YC2 Off White ¥11,000
3つめは“Y”。
ハチが出ていて顎にかけてYのように細くなっているフェイスタイプ向け。
ハチに合わせて帽子を選んでしまうと頭が大きく見えてしまうので、サイドのボリュームを抑えてブリムを短くソフトな作りにしています。
このモデルのみ5パネルなので他のモデルと雰囲気が少し違っているのが分かると思います。
素材は樹脂をかけた後にタンブル加工を施したタイプライター生地を採用しています。
IC3 Black ¥11,000
4つめは”I“。
細く面長のフェイスタイプに合うキャップです。
頭回りが小さく細面のため、深さのある帽子を選んでしまうと顔全体がより長く見えてしまうので、パネルを浅めにしブリムをシャープに仕上げたのがこのモデルです。
本体には撥水加工を施したナイロンタフタを採用し、ハリとコシのある表情が楽しめます。
実際に被ってみた感想はどうか?
私が一番しっくりきたのは“OH”。
率直な感想としては、フィット感がいいです!
頭の形にうまくフィットしており、全体的なバランスもいい感じ。
内側にはコットンのリブでできたスウェットバンドがあります。
スウェットバンドの内部には麻綿を入れることで麻による吸水性と抗菌性があり機能性も兼ね備えています。
このスウェットバンドが非常によくて、肌を優しく包んでくれ、よりフィット感を増している印象でした。
内側の生地はリネンのような風合いがあり、光を当てると透けて見えるほど!
ベンチレーションはありませんが、この生地感であれば通気性も良さそうです。
最後は購入時のケースについて。
碁盤をイメージしたデザインのケースにキャップがスッポリと収まります。
購入後はそのまま持ち帰れるので、ショッパー入らずです。
自宅での保管にそのまま使え、デザイン性もあって便利かと思います。
今回は帽子の選び方に革命を起こすO/EIGHTH(オーエイス)のキャップに注目してみました。
4つのカタチと3種類の素材から選べるバリエーションの多さも魅力の一つ。
「キャップってあまり似合わないんだよなぁ」
という方にこそ一度試していただきたいです。
オーダーメイドのようなピッタリな1着が見つかるかも知れません。
【レポートVol.25】
O/EIGHTH(オーエイス)のキャップ
4つのタイプと3つの素材からキャップを選ぶことができる画期的なヘッドウェアブランド。
各¥11,000
[問い合わせ先]
オーエイス
URL:https://oeighth.com
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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