使ってみた！ そしてわかった！ シロカの最新ホームベーカリーはかなり身近な家電です！

自動でかきまぜてくれたり簡単に圧力調理ができたりと、調理家電の進化がとまりません。そのなかでホームベーカリーはちょっと進化のスピードがゆるく、まだまだ初心者には手を出しづらい空気があると思っていました。ですが、そんな考えをあらためるアイテムに出合ったので紹介します！

「ガストで“ガチフレンチ”のコース料理!?」1,990円でこの出来は驚き…ミシュラン獲得シェフ監修『至福のフレンチコース』をグルメライターが体験してみた

シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」なら、１時間以内でパンが焼ける！

シロカのホームベーカリーシリーズの最新作「おうちベーカリー ベーシック プラス」は、定番の食パンから、トレンドの糖質オフパンやプレミアムパン、ブリオッシュなど30種類のメニューが自動で作れる調理家電。

パン以外では、うどんやヨーグルト、焼きいもなども作れます。さらに、業界初の高加水パンが作れるのも魅力。高加水パンとは、普通のパンより水分量が多く、しっとりもちもち食感とのどごしの良さが特徴。子どもやお年寄りにも食べやすいことから注目が集まっています。そして、業界最速のわずか58分で食パンが焼ける機能も新搭載。
操作パネルも単純明快。オートメニュー一覧がプリントされていて、各ボタンもわかりやすい。早速、いろいろ試してみました！

オーソドックスな食パン作ってみた！

定番の食パンを作ってみました。小麦粉やバター、ドライイーストなど素材をパンケースに入れていくのは今までと同じ。食パンはオートメニュー１番なので、電源を繋いだらあとはメニュー１を選んでスタートボタンを押すだけ。操作系はかなり簡略化されていると感じました。約４時間待ったら出来上がり！

ふっくらと焼けました！ 下が少々くぼんでいるのはパンケースの中で素材をかき混ぜるための羽根があった部分。

ひそかなブームの焼きいもを作ってみた！

「おうちベーカリー ベーシック プラス」のオートメニューには焼きいもが搭載されています。実は焼きいもが美味しく焼ける家電はちょっとしたブーム。クラウドファンディングで焼きいも専用トースターが１千万円以上の金額を集めたこともあります。まずは準備！ といっても、さつまいもをアルミホイルで包んでパンケースに入れたら終了。水も使いません。

２時間後、しっかりと焼きいもができていました！ 使うさつまいもによって焼き上がりのホクホク感に差ができるようですが、ちゃんと甘さが引き出されて、上質な焼きいもの味になっていました。

わずか58分で焼ける「超早焼きパン」を試してみた！

今回の新機能で、一番気になったのが、「超早焼きホワイトパン」機能。通常約４時間かかる食パンが、わずか58分で焼き上がるそう。今までホームベーカリーを使っていて、一番ネックだったのが調理時間でした。ほったらかしで作れるとはいえ4時間かかることを考えると、どうしても腰が重くなりがちで、結局作るのをやめたこともしばしば。それが1時間以内で焼き上がるのなら、より気軽に作れるようになるはず。

早速作ってみたのがこちら！ 発酵も焼きも時間が短縮されているせいか、ややふくらみが足らず、焼き色も白っぽいですが、味はちゃんとホームベーカリーで作った焼き立てパンの味がしました！ ややベーグルっぽいギュッとした食感もクセになりそう。
１時間弱でパンが作れる秘密は、水ではなくぬるま湯を使って作ること。他にも、強力粉とドライイースト・バターの割合も通常の食パンと異なり、特別な配合だというのがわかります。この時短は大きな進化！

ここまで読んで、いくら所要時間が短くなっても強力粉や塩などを測って入れる作業のほうが面倒では？ と思う人もいると思います。そんな人のためにシロカは専用の食パンミックスも用意しています。あらかじめ１斤分の強力粉と塩・砂糖などがミックスされた粉にドライイーストも付属しており、自分で計るのは水と無塩バターのみ。これを使えばさらに手間が減ります。
食パンミックスはオーソドックスな食パンをはじめ、糖質オフやソフトパン、メープル風食パンなどラインナップも豊富なので、揃えるだけで簡単にいろんな味が楽しめて便利。

季節や室温によって使う水の温度を調節するなど、自分で微調整しないといけない部分もありますが、シロカの「おうちベーカリー ベーシック プラス」は、ホームベーカリーを使うハードルをかなり下げていると感じました。パンが好きな人や、この数年で料理に目覚めた人なら、きっとハマるはず！