カバン、財布、時計、ファッション、アウトドア、文具、家電、乗り物、グルメ・お酒など、あらゆるジャンルの中から、MonoMaxスタッフが気になるものを使って試して、その実力に迫っていく使用レポート!
第31回は、ユニバーサル物産が手がける“IWANOペグ”を実際に使って試してみました!
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キャンプの持ち物として忘れると一大事なのがペグ。
テントやタープの設営時に必ず必要になってきますよね。
ペグなんて購入時についてくる付属のやつでいいじゃんなんてお考えの方にこそ、今回の記事は一読頂きたいです。
1 そもそもペグって必要なのか?
まずはペグの有能性から説明していきましょう。
テントやタープを設営する際に、本体から出ているロープを地面に固定するために打ち込む杭がペグ。
キチンとペグダウンすることで、安定性と強度が増し、安心した空間を作り出せる縁の下の力持ち的な存在なのです。
ただテントやタープを購入した際に、スチールやプラスチック製のペグが付属されていることが多く、わざわざ買う必要があるのかと疑問視する人もいらっしゃいますが、ペグは素材や長さによって対応できる場所が異なるため、新たにペグを買い足す方が路面状況を気にせず設営できるんですよね。
そこでオススメしたいのが、今回の主役IWANOペグ!
このペグの何が良かったのか使用感たっぷりにお伝えしていきます。
2 安心感たっぷりの強度!
まずはこのペグの最大の魅力について。
このペグは鍛造かつ焼入れ加工を施しているため、とにかく強いです!
鍛造と熱した金属(固体)を金型で圧縮成型したもので、強度があり高品質なのが特徴です。
付属ペグだと心もとない砂利の多い地面にも、難なく対応しているので気持ちよくペグダウンできますよ。
溶接部分もなく、鋳造よりも強度があり、高い強度を保つことができています。
部分的に溶接されたペグだと溶接部分から折れたりすることがあるので、安心して使えそうです。
次に注目して欲しいのがヘッド部分。
打面を広くすることで、打ち損じや腕への負担を軽減する作りに。
しっかりと芯を捉えてくれるので、力いっぱい打たなくても打ち込めます。
子供や女性の方でも打ち込みやすいペグなんです。
3 “抜けないけど抜きやすい”独自構造!
強度が高いのは分かりましたが、使い勝手はどうか?
実はこのペグ、抜けないけど抜きやすいという矛盾した構造になっています。
写真をご覧いただくと支柱部分に2本の溝が入っているのが分かりますでしょうか?
ペグに溝を入れて角柱タイプにすることで、柔らかい地面でもガッチリと食いついてくれます。
これにより丸注タイプに比べて回転することもなく固定力を長時間持続してくれるという特徴を持っています。
そんなにしっかりと食い込んでくれるなら、抜くときに大変なんじゃないの?と思われそうですが、ご安心を。
中央の穴にIWANOペグを通し、ひねって引き抜くことができるんです。
角注タイプの構造上、ひねると地面とペグに隙間ができるので、誰でも簡単に引き抜くことができるというワケです。
この2つの特徴を兼ね備えているため、固定力もあって抜けにくいけど、簡単に引き抜くこともできるというペグになっています。
4 汚れも簡単に落ちて手入れがラク!
このペグには、水溶性塗料を溶かした槽に製品を浸漬させ、電気の力を使って塗膜を形成させるカオチン電着塗装を施しています。
この塗装により防錆性がアップされ、雨上がりや湿気を含んだ河原、海辺でも安心して使用できるというワケです。
水や錆に強いので、泥汚れなども簡単に落とすことでき、使用後のケアもラクでいいなと思いました。
さらに日本製なのも品質の高さを証明しています。
30cmという長さも使いやすく、思った以上に軽いので扱いやすいと思います。
付属のペグで十分だと考えていた方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたいのがIWANOペグ。
本格的な作りでペグの重要性を再認識できる逸品だと思いますので、気になった方は手にとってみてはいかがでしょうか。
【レポートVol.30】
IWANO
IWANOペグ
■ 硬い地面にも強い「鍛造×焼入れ加工」
■ 「角柱×溝」で強風でも抜けない固定力
■ メインからサブで「使いやすい30cm」
■ 簡易テーブルにもなる「独自の“ツノ”」
■ 腕への負担を軽減する「ワイド設計ヘッド」
■ 雨や水にも強い「カチオン電着塗装」
■ ロープにも優しい「ロープポケット」
■ 撤収時もストレスなく「ひねって簡単に抜ける」
■ 「伝統の和釘」がベースの美しいフォルム
■ 安心の「日本製」
1本¥500(参考価格)
[問い合わせ先名]
ユニバーサル物産 IWANO 事業部
TEL:050-3627-0414
URL:https://i-wano.com
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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