2015年を代表する1台、日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定しました!
日本カー・オブ・ザ・イヤー2015-2016に輝いたのは、ホンダ・S660との熾烈なデッドヒートを制した
マツダ ロードスターでした!
本誌が推薦する選考委員小沢コージ氏、山内一典氏のご両名は、ともにロードスターに最高得点の10点を投票。
『源流を探るとイギリスに辿り着くとはいえ、日本が生み出し、20年近くにわたってリードし続けてる世界で最も愛されている大衆スポーツカーの4代目。しかも今はある意味、スポーツカー不遇の時代。これを日本の宝と言わずになんと言う!』(小沢)
『第一に内外装の高い質感とデザイン。世界の自動車デザイン史に残る、ある画期を、現在のマツダ・デザインは生きている。その繊細で美しいセンスと人が感じる趣味の良さ、クオリティはこれまでの日本車の水準を超え、グローバルでもトップである。
第二に、価格を考えれば望外なほど、クルマの動的な質感が高いこと。運転しているだけで楽しく、幸福感に包まれる。利益率の確保を背景としたコストダウンの影響なのか、国籍やブランドを問わず、かつての多様な個性が確実に失われていく中で、クルマ好きならすぐそれとわかる古典的な「モノ」としてのクオリティを維持どころか向上しているのは数字に表れない「人間力」に他ならず、胸を打たれる』(山内)
と、それぞれ熱い投票理由を述べてくれました。
なお、最高得点を獲得した輸入車に与えられる
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー2015-2016は
BMW 2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー
最終結果は以下のとおり。
1位 ロードスター(マツダ株式会社) 442点
2位 S660(本田技研工業株式会社) 401点
3位 2シリーズ アクティブ ツアラー/グラン ツアラー(ビー・エム・ダブリュー株式会社) 177点
4位 XE (ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社) 149点
5位 モデルS P85D(テスラモーターズジャパン) 110点
6位 アルト/アルト ターボRS/アルト ラパン(スズキ株式会社) 75点
7位 シエンタ(トヨタ自動車株式会社) 70点
8位 500X(FCAジャパン株式会社) 51点
9位 レガシィ アウトバック/レガシィ B4(富士重工業株式会社) 20点
10位 エクストレイル ハイブリッド(日産自動車株式会社) 5点
編集部/奥家
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