扱いやすい5ナンバーサイズなのに室内は広々した7人乗り。コンパクトカーの運転のしやすさとミニバンの利便性が初代モデルからウリのシエンタがフルモデルチェンジ。3代目となる新型が2022年8月23日より発売開始となり、数々のやさしさが魅力となっている。
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やさしいのは顔だけじゃない
「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」、そして「お求めやすい価格」という魅力は初代より脈々と受け継がれているシエンタ。
もちろん新型シエンタも家族の生活に寄り添い、安心・快適な毎日をサポートしてくれるミニバンとしての仕上がりを見せている。
乗り込む姿勢もやさしい
新型シエンタは明らかにやさしい顔つきとなっている。しかし顔つきだけではなく、クルマとしてもやさしくなっているようだ。そのやさしさが顕著に表れているのが後席空間。
後部のパワースライドドアを開けてみると、前モデル同様、低いフロア地上高や段差のないフラットなフロアは踏襲しているようだ。しかし、ドアの開口部は前モデルより高さが60mmも広がっている。つまり楽な姿勢で乗り降りできるようやさしさが配慮されている。
さらに家族が座ることの多い2列目シートを見直し、広々とした足元スペースとヘッドクリアランスを確保。ちなみに前モデルより室内高は20mm高くなっているのだが、全長、全幅を変えることなく足元スペースが広がっているのは不思議としか言いようがない。
やさしさが向上した最新の予防安全パッケージ
ドライブする上で、同乗者だけでなく歩行者や自転車など、道路を共有する人たちにも安全と安心を確保したいものだ。そこで機能的に働くのがプリクラッシュセーフティだ。
昼の走行時に、近寄ってきた自動二輪車を直前まで気づかずヒヤッとした覚えはないだろうか。プリクラッシュセーフティは自動二輪車を含む車両、歩行者、自転車運転者を検知し、衝突回避を促す。
さらにプロアクティブドライビングアシストは歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないよう、ドライバーのステアリング・ブレーキ操作を支援。「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、運転をやさしくサポートしてくれるのだ。
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この記事を書いた人
スタイリスト矢作優一(Leonardo 45)
アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルや新旧を問わず珍しいアイテムを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれた最新ギア、ビンテージモノ、ジャンク品に囲まれた暮らしをしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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