ランタンで調理が可能になるマルチな五徳「MULGOTO」
少しでもキャンプを知っていれば「ランタンで調理が可能になるマルチな五徳」なんて見出しを見たら「ああ、誤植だな」って思うかもしれない。しかし「MULGOTO(まるごと)」は実際に、ランタンの排熱を利用してキャンプ飯を作ることができる五徳。しかも、ランタンだけでなく、アルコールストーブなどとも相性バツグンのアイテムだ。
OutdoorHolicがプロデュースするマルチな五徳「MULGOTO」はオイルランタンを灯したときに、トップからの排熱を利用して調理するギア。OutdoorHolicが実験計測してみたところランタントップからの排熱温度は約250〜300℃近くあったという。そこで「この熱を利用しない手はない」と商品開発に乗り出した。
お手持ちのランタンにフィット!
ランタンからの排熱を利用する。言うのは簡単だが、具現化するのは大変だ。このマルチな五徳「MULGOTO」はさまざまなランタンに適合させるため、製造&設計を繰り返し、1年半もの開発期間を要した。しかもこだわったのはエコな機能性だけでなく、デザイン性も大切にしたのだ。人気のオイルランタンFEUERHAND276には、「MULGOTO」の大きな凹み部分を下に、半円形と小さな凹みの部位をチャンバー側にしてそのまま設置。DIETZ 78やCAPTAIN STAG、カメヤマキャンドルオイルランタンには、ベンチレーターに二重円型プレートを置いてから細長い凹みを下にして設置など、さまざまなランタンに対応することに成功。
「MULGOTO」はアルコールストーブ、固形燃料の五徳としても使える。さらにSOTO レギュレーターストーブST-310の風防として、またキャンドルホルダーや蚊取り線香ホルダーとして活躍。まさにマルチユースなアウトドアギアとなっている。
「MULGOTO」スペック
本体サイズ:外径88mm×69mm(内径83mm)
重量:約310g
素材:鉄
プロジェクトURL: https://www.makuake.com/project/mulgoto/
プロジェクト終了日:2022年12月18日
プロジェクト実行者:OutdoorHolic
文/矢作優一
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この記事を書いた人
スタイリスト矢作優一(Leonardo 45)
アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルや新旧を問わず珍しいアイテムを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれた最新ギア、ビンテージモノ、ジャンク品に囲まれた暮らしをしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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