シップスでしか手に入らない！ バブアー、ラコステほか「名作復刻モノ」３選

今季においても、魅力的な新作を続々と登場させていく予定のシップス。時代感にフィットしたオリジナルアイテムにも期待大だが、編集部が特におすすめしたいのが“温故知新”な復刻別注だ。時の流れの中で、いつの間にか表舞台から姿を消してしまった有名ブランドのアーカイブに注目。アイデンティティとなるディテールは忠実に再現しつつ、着心地やシルエットなどを現代的にアップデートすることで、アイテムの価値を何重にも高めている。

【バブアー】伝説の初期モデルをライトウェイトなアウターへと刷新！

1960年代から90年代後半まで展開されていたバブアーの初期モデル「ゲームフェア」を別注展開。元来はフィッシングや狩猟用に開発された今作を、生地の重さやフィッティングを変えることで使い勝手を格段に向上させた。

バブアー本来のゆったりとした独特のシルエットはあえて生かし、当時と同じフィッティングで仕上げている。

スナップとジップの引き手にはゴールドを採用しつつ、コイルは摩耗感を表現するためシルバーに。ちょっとしたこだわりが、ヴィンテージ感を高めている。

もとは6オンスだった生地を4オンスへと変更。軽く仕上げることで使い勝手が高まった。ワックスドコットンの魅力はそのままで、防水性や防風性を備える。

【チャンピオン】希少性の高い2トーンカラーのリバースウィーブを現代に復刻 ！

着心地を高めるサイドリブや縮みを抑えた横織り製法など、チャンピオンの名作「リバースウィーブ」を別注。ヴィンテージでも希少とされている、脇と裾のリブのみが2トーンになったデザインを復刻させた。サイズ感は90年代モデルがベース。

リラックス感のある身巾をキープしつつ着丈をコンパクトに構築することにより、スウェット特有のゆったり感を軽減させている。

ハイコントラストな2トーンで表現。特に脇のカラーは腕を動かすたびにチラ見えする部分だから、スタイリングに動きが生まれる。

90年代のリバースウィーブをベースにしつつも、首周りはスッキリさせ、アームホールも細く調整することで清潔感が高まった。