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メルセデス・ベンツ初の高級EV、新型「EQS」登場。航続距離はなんと700km!

執筆者:

メルセデス・ベンツEQS

「ついにベールを脱いだ新型SUV」インドで生産→日本へ輸入、スズキの世界戦略車“フロンクス”の実力は?注目のプロトタイプをクルマライターが試乗レポート

日本で販売されている電気自動車で最長の航続距離700km!

メルセデス・ベンツEQBに続き、新たなる電気自動車としてEQSが発表となった。このメルセデス・ベンツEQSはメルセデス初となるラグジュアリー電気自動車。「初」や「最」、「新」というキーワードが連発するメルセデス・ベンツEQS。メルセデス・ベンツが長年培ってきたラグジュアリーと快適性の理想を実現したのだ。

メルセデス・ベンツEQS

このメルセデス・ベンツEQSには永久磁石同期モーター(PSM)を採用。きわめて強力な電気モーターとなっている。そして700kmもの航続距離を可能とし、2022年9月時点では日本で販売されている電気自動車の中で最長航続可能距離を誇る。

メルセデス・ベンツ初の電気自動車専用プラットフォーム!

メルセデス・ベンツEQS

安全基準が高いメルセデス・ベンツ。その安全に関する内部基準は多くの場合、法的要件よりさらに厳格なものとなっている。EQSではメルセデス・ベンツ初となる電気自動車専用のプラットフォームを開発。その開発要件には社内事故調査の結果が反映されている。衝突安全性の検証に加え、すべてのメルセデス・ベンツ車を対象に、システムレベルで追加のコンポーネントテストも実施した。

メルセデス・ベンツEQS
EQSには日常走行に対応した多段階安全システムも搭載し、温度や電圧、絶縁状態などを監視。エラーが発生した場合には統合安全監視システムがバッテリーを停止する。また日本仕様の特別な機能として、EQS から車外へ電力を供給できる双方向充電が可能。EQS は家庭の太陽光発電システムで発電した電気の貯蔵装置となるほか、停電した場合などに電気を家庭に送る予備電源としても利用できる。

世界で最も優れたエアロダイナミクス

メルセデス・ベンツEQS

エンジンがない電気自動車では、走行中のノイズが小さいので風切り音が耳につきやすくなる。そのため空気音響特性がとりわけ重要になってくる。これまで30年以上にわたってエアロダイナミクス開発を行い、結果を残してきたメルセデス・ベンツ。EQSは開発段階においてディテールに対する多くの細かな作業を通じて、デザイン担当者と緊密に協力。空気の流れを最適化することによりCd 0.20という量産自動車において最高の空気抵抗係数値を達成することに成功した。

メルセデス・ベンツEQS

またダイナミックと言えば、大型の曲線的なスクリーンユニットのことも語らずにはいられない。1枚のカバーガラスの奥にディスプレイが3枚あり、 単一のスクリーンに融合したように見えるデザインが特徴のMBUX ハイパースクリーン。

メルセデス・ベンツEQS

左右A ピラーの間にあるダッシュボードをほぼ埋め尽くす幅 141cm にわたって広がる大きなスクリーンは、触覚フィードバックや力覚フィードバックなどの直感的タッチ操作を採用。ガラスはキズが付きにくく、清掃も簡単にできるようコーティングが施されている。

スペック

【メルセデス・ベンツEQS 450+】
全長×全幅×全高 5,225×1,925×1,520mm
車両重量 2,530kg
後輪モーター 交流同期電動機
蓄電池総電圧 396V
最高出力 245kW/4,147rpm〜11,544
最大トルク 568Nm/4,060rpm
全国メーカー希望小売価格 ¥15,780,000(税込)

メルセデス・ベンツEQS

お問い合わせ先
メルセデスコール TEL:0120-190-610
URL : https://www.mercedes-benz.co.jp

文/矢作優一 画像提供/メルセデス・ベンツ日本

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この記事を書いた人

矢作優一(Leonardo 45)

スタイリスト矢作優一(Leonardo 45)

アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルや新旧を問わず珍しいアイテムを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれた最新ギア、ビンテージモノ、ジャンク品に囲まれた暮らしをしている。

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