「絶品バーガーほか」ローカル鉄道“天浜線”の美食を巡る旅。話題の「駅舎グルメ」4選（後編）【再発見！鉄道の旅】

7.【都筑駅】「メイポップ」手作りパン

浜名湖の枝湾である猪鼻湖近くの無人駅内にある「メイポップ」は、町のパン屋さんとして大人気のお店。食パンやバゲット、あんぱんなどの定番商品や、名物のツインロール、さらには地元の三ヶ日牛を使用したバーガーまですべて手作りされており、どこか懐かしい味わいが特徴だ。列車が見える窓際の特等席で、イートインすることもできる。
「メロンパン」（左上・￥120）、つぶあんの「あんぱん」（右上・￥120）、「大納言とクリームチーズのパン」（左下・￥160）、イチゴジャムのカステラとデニッシュ生地の「ツインロール」（右下・￥140）。

ご夫婦と息子さんの3人で切り盛りする、アットホームなお店。店内にはさまざまな種類のパンがズラリと並び、お客さんで賑わっている。

8.【三ヶ日駅】「グラニーズバーガー」三ヶ日牛クラシックバーガー

旧三ヶ日町の中心駅で、国登録有形文化財指定駅舎の一つ。
「グラニーズバーガー」はご当地グルメの三ヶ日牛バーガー専門店。地元和洋菓子店の特製バンズに、塩コショウで焼き上げた三ヶ日牛100％のパティとフレッシュ野菜を挟んだ「三ヶ日牛クラシックバーガー」は、とてもボリューミーでジューシー。酸味が強めの青みかんスカッシュとの相性もピッタリだ。

天浜線でも乗降客数の多い三ヶ日駅は、近隣観光に便利なレンタサイクルの貸し出しをしている。三ヶ日はみかんの産地としても有名だ。

※鉄道やお店の営業情報・値段は都度、変わる場合がございます。現地の情報をお確かめください。

取材・文／渡瀬基樹　撮影／山本佳吾