2022年度上半期(4月~9月)軽自動車を除いて最も売れたクルマ(日本自動車販売協会連合会調べ)といえばトヨタのヤリス!
ちなみにヤリスのモデル構成はコンパクト5ドアの「ヤリス」とSUVスタイルで人気の「ヤリス クロス」の2本立てなのですが、今回はヤリス クロスに新グレードが追加されたので早速試乗してみました。
「輸入SUV登録台数3年連続No.1」フォルクスワーゲンの世界で愛される傑作コンパクトSUV“T-クロス”がマイナーチェンジして登場!
今回試したのは
トヨタ ヤリス クロス GR SPORT
トヨタのスポーツカーシリーズはGRスープラやGR86などがありますが、それらGRで採用されている走行性能やデザイン性を市販車に投入したのがGR SPORTシリーズ。
今回のヤリス クロスを加えて全6モデルとなっていて、上の写真の左からヤリス クロス GR SPORT、ハイラックス GR SPORT、ランドクルーザー GR SPORT。下段の左からコペン GR SPORT、C-HR GR SPORT、プリウスPHV GR SPORTとなります。
GRのような走行性能の追求というよりも、スポーティなデザインと上質な乗り味を体験できるのがGR SPORTの魅力と言えます。
専用装備でGR SPORTらしさを全開アピール!
それでは、今回試乗したヤリス クロス GR SPORTの特徴を見ていきましょう!
まず取り上げたいのが印象を決定づけるフロントマスク。フォグベゼル、上下2段のラジエーターグリルはメッシュタイプを採用するなどひと目でGR SPORTとわかるデザインです。専用のエンブレムにも注目!
リアではバンパーのロアカバーがフロントグリルと同様にメッシュタイプとなっているため、フロント、リア共にGR SPORTであることをアピールします。
新開発の5ツインスポークモデルのホイールに、タイヤはスポーツグレードのファルケンFK510SUV(215/5018インチ)が組み合わされています。
前後ともスポークから見えるレッド塗装のブレーキキャリパーももちろん専用装備です。
外から見ることはできませんが、フロア下とロアバックにブレースを追加することでボディ剛性をアップ。
この他、走行性能向上のために車高を10mmダウン、スプリングやショックアブソーバーなども併せて最適化するなど、軽快な走りを実現するために全方向からGR SPORTらしい味付けがなされています。
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