EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
イギリス発祥の伝統的ブランド「MINI」にあって、MINIクロスオーバーはゆとりのある居住性で高い人気を誇るモデル。車高を上げ、無塗装樹脂のフェンダーアーチを装備して、SUVテイストも加えている。そんなMINIクロスオーバーには時折特別仕様車が登場して話題になるが、今回は、MINIクーパーSE クロスオーバーALL4をベースにハイグレードな仕様を施した特別仕様車「アルバートブリッジエディションPHEV」が設定されて注目を集めている。
テムズ川にかかる「ロンドンの橋」がモチーフ
MINIクロスオーバーは伝統的ブランド「MINI」にあって、ブランドで初となる4WDを設定したり、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)を真っ先にラインナップするなど、とくに先進的なモデルでもある。
今回登場した特別仕様車「アルバートブリッジエディションPHEV」は、PHEVのMINIクーパーSE クロスオーバーALL4をベースに仕上げられたもので、「アルバートブリッジ」というモデル名はテムズ川にかかる「ロンドンの橋」の名前に由来する。
今回、PHEVモデルの特別仕様車にその名称が与えられたことには、MINIブランドの強い意志が込められているという。MINIは2030年代に電気自動車にすることを目指しているが、PHEVモデルに「アルバートブリッジ エディション」の名称をつけることで、近い将来の電気自動車への架け橋と位置づけているのだ。
ボディカラーはシックな色調の「ルーフトップ グレー」
ボディカラーには「アルバートブリッジ」をイメージして、MINI 3ドア/5ドア/コンバーチブルで人気のある「ルーフトップ グレー」を採用。ブラックルーフ、ブラックミラーキャップ、ピアノブラックエクステリアとのコンビネーションで、シックな印象としている。
インテリアも凝っていて、MINIクラブマン専用シートとして人気を博したレザーチェスターインディゴブルーを特別装備。深く美しいブルーがドアトリムやダッシュボードのアクセントストリップとうまくマッチしている。
MINI Yoursのインテリアスタイル シェーデッドシルバー イルミネーテッドも特別装備し、ダッシュボードをイルミネーションが幻想的に彩ってもくれる。
特別仕様車ならでは装備としては、専用バッジを施したフロアマットやエンブレム入りのドアシル、「ALBERT BRIDGE EDITION」のロゴが入ったナッパレザーを用いたステアリングホイールもセットされる。
パワートレーンは1.5Lの直3ガソリンターボエンジン+プラグインハイブリッド+6速ATで、4輪を駆動する。ハンドル位置は右のみで、車両価格は559万円となる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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