合体ロボの新しい可能性を追求していきたい
久芳 2号ロボの話に戻ると、複雑なギミックなのに1号ロボときれいに合体するのがすごいです。
寺野 プレックスさんと弊社の設計担当の連携のたまものです。今回は最初からすごく濃密にやりとりをしました。その結果、お互いに提案を出し合ったりするバランスのいいチームができて、細かい作業ができたと思っています。
久芳 そうやってワンチームを作り上げられたのは、寺野さんのプロデュース力のおかげですよね。
寺野 みんなで意見を出し合えば、より良いものが作れるかなと思っているので、僕自身はプロデュースに専念させてもらっています。
久芳 先日は黒いオニタイジンこと『DXブラックオニタイジンムラサメ』が限定発売されました(予約で販売終了)。
寺野 ずっとやりたかったんですよ、ブラックバージョン(笑)。販売好調でないと提案もできないので、ヒットした後で企画開発を行いました。動き出したのは7月ごろでしたね。
久芳 わずか3ヶ月! スピードがすごすぎですよ。
寺野 東映様やプレックスさんや弊社チームなど、各所の素早い対応のおかげと思っています。
久芳 次にやってみたいことは?
寺野 今回でロボのおもちゃに手応えを感じたので、スーパー戦隊以外でも、合体変形のノウハウが活きたロボを作りたいです。アジアはロボットのおもちゃで遊ぶ文化があるので、海外展開の可能性もあるかなと思っています。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』最新情報 info
「DXドンオニタイジン」
¥9,350(税込)
スーパー戦隊ロボ史上最大級の全高約36cm。旗を含むと全高約50cm。
©テレビ朝日・東映AG・東映
撮影/大村聡志
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Twitter:@kuunelu5963
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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