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【まるでレーシングカー!?】軽量な「アルピーヌ A110 R」は超過激的?

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モータースポーツから得られたノウハウを取り入れて誕生

そんなアルピーヌA110に今回追加されたのは、なんとも過激なグレード「A110 R」。F1をはじめとするモータースポーツから得られたノウハウを最大限に取り入れて走行性能をさらに高めたハイパフォーマンスモデルだ。

スワンネックタイプの大型リアスポイラーやサイドスカート、エアインテーク付ボンネットを装備して空力性能を大幅にアップして、最高速は285km/hに到達。A110Sよりも車高を10mm落としてロール剛性を高めた専用シャシには、さらに車高を10mm下げることができる車高調整機能と減衰力調整機能が付いたダンパー、前輪のブレーキを冷却するための前輪ブレーキクーリングダクトが装備される。

アルピーヌ A110 R ヘッドライト

アルピーヌ A110 R リアフード

A110が身上とする「軽さ」については、カーボン製のボンネット/ルーフ/リアフードに加え、フルカーボンホイール、6点式固定レーシングハーネスを備えたサベルト(Sabelt)製軽量フルカーボンモノコックバケットシートなど、軽さと強度に優れたカーボンを車体各所に使うことで、車両重量1090kgを達成している。

ちなみに、A110 Rの「R」はRacingではなく、英語の「Radical(過激)」に由来するという。

アルピーヌ A110 R ホイール

アルピーヌ A110 R マフラー

アルピーヌ A110 R サイドスカート

アルピーヌ A110 R リアウイング

アルピーヌ A110 R インパネ

アルピーヌ A110 R シート

様々な要望に応える新たな受注生産プログラム

A110 Rは過激なハイパフォーマンスモデルだが、限定車ではなく、A110 SやA110 GTなどと同様にカタログモデルで、新たな受注生産プログラムを導入したことにより、アルピーヌ F1チームの2022年仕様のマシン「A522」と同じブルーレーシングマットを含む27色のボディカラーや、5色のブレーキキャリパーカラー、左右ハンドル位置を、自由に組み合わせられるのも魅力。

ただし、生産工場のキャパシティもあって年間生産台数が限られることから、日本導入台数に応じて期間限定で購入申込を受付ける販売方法となる。車両価格は1500万円となるが、早くも大きな話題となっている。

「アルピーヌ A110 R」スペック

全長×全幅×全高 4,255×1,800×1,240mm
ホイールベース 2,420mm
車両重量 1,090kg
エンジン 直列4気筒DOHCターボ横置
総排気量 1,798cc
最高出力 221kW(300PS)/6,300rpm
最大トルク 340Nm(34.6kgf・m)/2,400rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
メーカー希望小売価格 ¥15,000,000(税込)

写真:アルピーヌ・ジャポン

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この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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