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【日本のキャンピングカーが変わるかも!?】イタリアの人気商用車「フィアット デュカト」が日本上陸!

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フィアット デュカト 外観

「価格も含めてマジでお買い得」かつてない日本専用戦略SUV“スズキ 新型フロンクス”のデキがよすぎる!自動車ジャーナリストが徹底解説『小沢コージの遊べるクルマ』

フィアット プロフェッショナルのベストセラー商用車「デュカト(DUCATO)」が日本に上陸し、キャンピングカー業界がざわついている。2022年2月に開催された「ジャパン キャンピングカーショー2022」で日本導入が発表されて以来、話題となっていたフィアット デュカトがいよいよ販売開始となるのだ。

キャンピングカーのベース車はこれまで事実上ハイエースしかなかったが、ここに新たな車種が加わることで、キャンピングカーの世界に新風が吹き込まれることになる。インポーターのステランティス・ジャパンもキャンピングカーとしての使われ方を想定しており、「デュカト」はRV/キャンピングカービルダー5社を中心としたネットワークをとおして販売される。

欧州商用車市場で7割のシェアを誇る人気モデル

「フィアット デュカト」は2020年に誕生40周年を迎えた長い歴史をもつロングセラーの商用車で、現行モデルは2006年に登場した3代目にあたる。欧州商用車市場で7割のシェアを獲得している人気車種だ。

今回発表されたボディサイズは全長5.4m(L2)と6.0m(L3)の2種類、全高2.5m(H2)と2.8m(H3)の2種類で、それを組み合わせた3つのモデルが日本市場に導入される。日本の道にはやや大きいと思われるかもしれないが、RVキャンピングカーのベース車両としジャストサイズといえる。

フィアット デュカト 外観

フィアット デュカト 外観  リヤ

スタイルはモノフォルムのバン形状で、前輪駆動の利点を活かした広い荷室空間と多様なアレンジにより、優れた快適性と積載性を特徴としている。

リアドアは観音開き、サイドドアはスライド式で、荷物の積み下ろしが容易に行える。もちろんハンドルやサイドスライドドアの位置は日本市場にあわせて変更されている。

インテリアは実用的でありながらミニバンチックで、操作スイッチ類を集約した本革巻きステアリングホイールを採用し、メーター類は7インチフルカラーTFTディスプレイとして、乗用車のような運転感覚が味わえる作りになっている。また、デジタル ルームミラーを採用して後方視界を確保する。

フィアット デュカト インパネ

フィアット デュカト ディスプレイ

日本仕様のパワートレーンは、最高出力180PS/最大トルク450Nmを発生する2.3Lのディーゼルターボエンジンに9速ATを組み合わせる。

フィアット デュカト モデルバリエーション

  • L2H2:全長5,410mm×全幅2,050mm×全高2,525mm、ホイールベース3,450mm、最大積載重量1,300kg、車両価格¥5,125,000(税込)
  • L3H2:全長5,995mm×全幅2,050mm×全高2,525mm、ホイールベース4,035mm、最大積載重量11,250kg、車両価格¥5,300,000(税込)
  • L3H3:全長5,995mm×全幅2,050mm×全高2,765mm、ホイールベース4,035mm、最大積載重量11,200kg、車両価格¥5,475,000(税込)

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この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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