程よいサイズ感で扱いやすく、また走りもストレスがなくて軽快、そしてコストパフォーマンスにも優れ、老若男女幅広い世代から注目されている原付二種クラスのモデル。とりわけ操る楽しさや見た目からオートバイタイプが注目されてはいるが、使い勝手の楽さと快適な乗り心地を求めるのであれば、スクータータイプは勝るとも劣らず、さらにコストパフォーマンスにも優れている。
昨今の原付二種人気で国産から外国産までラインナップも増え、自分好みのモデルをセレクトできるようにもなってきている。とはいえ、いざ車両選びをはじめると迷ってしまうのも事実。そこで今回紹介したいのが、昨年10月に登場したスズキ期待の原付二種スクーター「アドレス125」。ネオクラシカルな雰囲気を持つエレガントなスクーターだ。新たにバイクライフをスタートさせたいと考えている人にとってその候補に入れて欲しいモデルとなっている。
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ソロもタンデムもスマートに楽しむ「アドレス125」
街乗りスクーターとして人気の高いアドレス125の新シリーズとなるこのモデル。これまでのシャープな雰囲気とは異なる丸みのあるデザインとなり、その見た目はエレガント。コンセプトを“The Classic Commuter”として、時を経ても変わらない、上質で快適なスタンダードスクーターを目指している。
スタイリングは全体的に丸みを用いた飽きのこないスマートな雰囲気としつつも、ヘッドライトを大きめのものとし、さらにメッキを施したヘッドランプリムを採用することで、印象的なフロントマスクへと仕上げている。またテールランプは流れるようなボディラインにフィットするデザインとなり、サイドに配した上質感のある立体エンブレムがアクセントとして利いている。
ゆとりある走りを生むエンジンと安心感を与える足まわり
軽量化をしつつ、最適な剛性を備えたフレームを採用し、流麗なボディに搭載されエンジンは、従来モデルをベースに、高い燃費性能と優れた加速、そして最新の排ガス規制に適合させたSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを搭載。街中で多用する低中回転を重視したエンジン出力特性とし、扱いやすいものとしている。
足回りとしては、フロントフォークにはテレスコピックサスペンションを採用。前後サスペンションのセッティングを最適化し、高い路面追従性を実現している。そしてフロントタイヤには高い安定性を発揮する12インチとし、ブレーキには、左ブレーキレバーを握るとフロントブレーキとリヤブレーキが同時に作動し、安定した制動をサポートするコンバインドブレーキを装備している。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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