骨粗鬆症は思った以上に厄介な疾患である3つの理由
① 初期症状がほぼない
ほとんどの場合、骨粗鬆症は発症初期は痛みが出ず、症状がない。そのため発症に気づかず放置してしまい、症状が現れるときには、病態が進行していることも珍しくない。
②ちょっとしたことで骨折が起きやすい
骨がもろくなっている状態では、つまずいたりころんだり、重いものを持ち上げたり、日常のちょっとしたことで骨折することがある。骨折が起きやすいのは背骨、太もものつけ根、手首、腕のつけ根など。
③生活に大きな影響を及ぼす
骨折の治療中、生活が不便になるのはもちろんのこと、背中や太もものつけ根などを骨折した場合、日常生活に支障が出て、QOLが悪化することも少なくない。また、高齢者が要介護生活となる原因のひとつが骨折であることも知られている。
骨粗鬆症を防ぐプロジェクト「骨検」
閉経後の女性はもちろん、男性にも大きなリスクとなる骨粗鬆症。フェムテック・フェムケアだけでなく社会的な課題といえる。そんな骨粗鬆症を防ぐため、旭化成ファーマが2020年から行っているのが「骨検(ほねけん)-骨にも検診プロジェクト-」というプロジェクト。骨粗鬆症について理解できる「骨検Webサイト」、無料で骨粗鬆症について相談ができる「骨のでんわ相談室」、骨密度測定などの体験イベントなどを通して、継続的に啓発活動を行っている。「骨検Webサイト」では、骨粗鬆症についてわかりやすい解説が掲載されているほか、検査方法や治療法、予防のための生活なども掲載されている。掲載内容の一部を箇条書きしてみた。
・骨粗鬆症の検査は骨密度測定というX線や超音波を用いる方法で行われる。
・治療は薬物治療が中心。食事療法や運動療法などもある。
・予防はバランスのいい食生活と適度な運動。
・摂るべきは不足しがちなカルシウムやビタミンDなど。
閉経後の女性は特に注意が必要だが、男性も含め、よりよい生活を長く過ごすため、骨の老化を防ぎ、骨粗鬆症を予防したい。言葉は知られていても検査や治療など具体的なことはまだまだ知られていない骨粗鬆症のガイドとして、骨検を大いに利用しよう。
旭化成ファーマとは
旭化成ファーマ株式会社は、「ひとりひとりの “いのち” に真摯に寄り添い、豊かなアイデアと確かなサイエンスで、アンメットメディカルニーズを解決する」という理念のもと、旭化成グループのヘルスケア領域の事業会社として医療用医薬品、診断薬の分野で事業を展開。
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Twitter:@kuunelu5963
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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