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【BMW X1がフルモデルチェンジ】電気自動車のiX1も登場で、コンパクトSUVの選び方が変わる!?

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BMWのコンパクトSUV「X1」 がフルモデルチェンジ

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BMWのコンパクトSUV「X1」 がフルモデルチェンジして登場した。輸入車SUVセグメントでは、とくにコンパクトクラスの人気が高まっているが、新型X1が今回電気自動車と2Lガソリンターボの2本立てで登場したことが注目される。「電気自動車もある」のではなく、この分野でも電気自動車が大きな柱になってきていることを感じさせる。電気自動車とガソリン車の価格差が約100万円というのもポイントになりそうだ。

日本仕様は電気とガソリンの2つのパワーユニットでスタート

X1はBMWブランドの中にあってもっともコンパクトなSUV。BMWは武骨なイメージのSUVという名称を使わずSAV(スポーツ アクティビティ ビークル)と呼んでいるが、軽快感のある新型X1にはとくにSAVという名称がよく似合う。

ドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルは空力性能にも寄与

電気自動車の「iX1 xDrive30」は、電気モーターを前後に搭載して、システムトータルで最高出力200kW(272PS)と最大トルク494Nmを発生する4WD。リチウムイオン電池の容量は66.5kWhで、一充電で465km走行可能としている。充電は普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応しており、8kWのBMW ウオールボックス(200V/32A)なら約6時間半で充電開始時10%の状態から80%まで、急速充電は90kW充電器なら約50分で充電開始時10%の状態から約80%まで充電できる。また、充電開始時10%の状態であれば、約30分でから55%まで急速充電することが可能となっている。

もうひとつのモデル「X1xDrive20i」は、最高出力204PSと最大トルク300Nmを発生する2L直4ガソリンターボエンジンを搭載、これに7速DCTを組み合わせた4WDとしている。燃焼効率に優れ、軽快な走りを見せてくれることで定評のパワートレーンだ。

欧州には、ディーゼルやPHEVもラインナップされているが、日本仕様にこの2つのパワーユニットが選択されたところに、新型X1の性格が見えてくる。

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この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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