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【BMW X1がフルモデルチェンジ】電気自動車のiX1も登場で、コンパクトSUVの選び方が変わる!?

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2モーターの4WDでiX1は600万円台の価格設定

新型X1が先進的なモデルであることはインテリアでも感じられる。メーターパネルとコントロールモニターを一体化させた大型「BMWカーブドディスプレイ」を装備、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を集中させてモダンな印象を高めている。

大型のBMWカーブドディスプレイを採用したインテリア

シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を集中

もちろん、高性能カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる最先端の運転支援システムを搭載。ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロール、車線変更警告システム、衝突回避・被害軽減ブレーキ、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能パーキングアシストなどを装備し、さらに、車載通信モジュールによる総合テレマティクス サービスのBMWコネクテッドドライブ、BMW インテリジェント パーソナルアシスタントなども備えるなど、上級モデルに匹敵する充実ぶりだ。

エクステリアは、正方形に近い大型キドニーグリルや、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクター・ラインと立体的なリアコンビランプ、ドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルの採用で、スポーティな印象としている。

大型キドニーグリルなどでスポーティな印象を演出

水平方向のキャラクター・ラインでワイドさと力強さを強調する

グレードは、それぞれのパワートレーンにモダンなイメージの「xライン」とスポーティな「Mスポーツ」の2つのデザインラインを設定。車両価格(税込)は、xラインとMスポーツとも同価格で、iX1 xDrive30が668万円、X1 xDrive20iが556万円となっている。ハンドル位置は、いずれも右のみ。

Xモデルの末弟となるX1は、初代が2009年に発表(日本では2010年に発売)され、今回の新型は3代目にあたる。

BMW X1ラインナップ

iX1 xDrive30 xライン:¥6,680,000
iX1 xDrive30 Mスポーツ:¥6,680,000
X1 xDrive20i xライン:¥5,560,000
X1 xDrive20i Mスポーツ:¥5,560,000

「BMW iX1 xDrive30」スペック

全長×全幅×全高 4,500×1,835×1,620mm
ホイールベース 2,690mm
車両重量 2,030kg
モーター 交流同期電動機×2
システム最高出力 200kW(272PS)
システム最大トルク 494Nm
リチウムイオン電池容量 116.0Ah
バッテリー総電力量 66.5kWh
WLTCモード航続距離 465km
駆動方式 4WD
メーカー希望小売価格 ¥6,680,000(税込)

「BMW X1 xDrive20i」スペック

全長×全幅×全高 4,500×1,835×1,620mm
ホイールベース 2,690mm
車両重量 1,915kg
エンジン 直列4気筒DOHCターボ横置
総排気量 1,998cc
最高出力 150kW(204PS)/5,000rpm
最大トルク 300Nm(30.6kgf・m)/1,450-4,500rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 4WD
メーカー希望小売価格 ¥5,560,000(税込)

文/近藤暁史 写真提供/BMWジャパン

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  • 【BMW X1がフルモデルチェンジ】電気自動車のiX1も登場で、コンパクトSUVの選び方が変わる!?
  • 大型キドニーグリルなどでスポーティな印象を演出
  • 水平方向のキャラクター・ラインでワイドさと力強さを強調する
  • ドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルは空力性能にも寄与
  • 大型のBMWカーブドディスプレイを採用したインテリア
  • シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を集中

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近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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