MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

最新号のご案内

1月号通常号

1月号通常号

2024年12月9日(月)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web LINE NEWS
  • MonoMax 公式Twitter 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本Web

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【これが最後のガソリン車のホットハッチ!?】アバルトから「695ツーリズモ」と「695コンペティツィオーネ」が登場

執筆者:

695 コンペティツィオーネ(Competizione)

この記事の画像一覧を見る(10枚)

アバルト500シリーズのラインナップに、「695 ツーリズモ(Turismo)」と「695 コンペティツィオーネ(Competizione)」が追加された。「アバルト695」はアバルト500シリーズのハイパフォーマンスモデルで、アバルト595よりもさらにハイパワーなモデルとして位置づけられる。「アバルト695」の設定は2022年5月の695エッセエッセ以来となる。ベースのフィアット500はすでに新型となる電気自動車「フィアット500e」に進化、欧州では電気自動車となった「アバルト500e」も公開されており、ファンの間では早くも新しい「アバルト695」に大きな注目が集まっている。

「コマや盤にルノーのロゴやフランス国旗入り」今話題の日本生まれの木製ゲーム“カンカンキャップス”がルノーとコラボ!

595シリーズよりもさらにスポーツ性能をアップ

従来の595ツーリズモからにさらにスポーツ性を高めた695ツーリズモ

アバルト500シリーズは、コンパクトハッチバックのフィアット 500をベースにアバルトが手がけた、いわゆる「ホットハッチ」。1960年代、排気量をアップしたハイパフォーマンスモデル「595/695」が登場して絶大な人気を誇ったことから、排気量アップを行わない今でもハイパフォーマンスモデルとして「595/695」の名称が使われる。

今回設定された「695ツーリズモ」と「695コンペティツィオーネ」は、従来の「595ツーリズモ」と「595コンペティツィオーネ」にかわるモデルで、さらにスポーツ性を高めたモデルとなっている。

エンジンは1.4Lの直4 DOHC インタークーラー付きターボを搭載。その最高出力と最大トルクはF595の165PS/210Nmから180PS/230Nmに引き上げられている。トランスミッションはATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションが基本だが、コンペティツィオーネは5速MTも選べる。

エンジンは1.4Lの直4 DOHC インタークーラー付きターボを搭載

コンペティツィオーネは5速MTも選べる

バランスのとれたサスペンションで扱いやすい乗り心地を確保しながら、ブレンボ製のブレーキキャリパーやKONI製のダンパーを標準装備し、スポーツドライビングのハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を発揮。ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性を高次元で実現している。

ブレンボ製のブレーキキャリパーやKONI製のダンパーを標準装備

ヘッドレスト一体型シートなどでスポーティな空間を演出

エクステリアは、インタークーラー冷却用エアインテークを備えたリップスポイラー(ツーリズモはガンメタリック仕上げ、コンペティツィオーネはカーボン仕上げ)、ディフューザー一体型リアバンパー、リアルーフスポイラーなどでドレスアップ。

ディフューザー一体型リアバンパー、リアルーフスポイラーなどでドレスアップ

カーボンエクステリアミラーキャップでより精悍な装いを演出

ボディカラーはホワイト、グレー、ブラックのほか、コンペティツィオーネには専用色としてロッソ パッショネ(赤)も設定している。

インテリアでは、ヘッドレスト一体型スポーツシート(コンペティツィオーネはサベルト製のカーボンシートバックシェルを採用)、アルカンターラを施したインストルメントパネル、Beats製のプレミアムサウンドシステムを全グレードに標準装備する。

ヘッドレスト一体型レザースポーツシート

695コンペティツィオーネには「5速MT」も設定

「アバルト695ツーリズモ/695コンペティツィオーネ」は、長年にわたるノウハウを活かして開発された、スポーツ性と快適性のバランスに優れたホットハッチ。ベースモデルのフィアット500が電気自動車に移行しようとしている中、アバルトも次期モデル「アバルト500e」の開発を進めており、電気自動車かガソリン車かという議論はともかく、「アバルト695ツーリズモ/695コンペティツィオーネ」は貴重な存在になりそうだ。

695ツーリズモにはカブリオレタイプの「695Cツーリズモ」、695コンペティツィオーネには「5速MT」も設定。

カブリオレタイプの「695C Turismo」も設定

電動開閉式ソフトトップを採用

車両価格(税込)は、695 ツーリズモが457万円、695C ツーリズモが493万円、695 コンペティツィオーネは5速MTが480万円、5速AMTが500万円。駆動方式はいずれもFF。ハンドル位置は、コンペティツィオーネの5速MTのみ左で、他は右となっている。

「アバルト 695 コンペティツィオーネ」スペック

全長×全幅×全高:3,660×1,625×1,490mm
ホイールベース:2,300mm
車両重量:1,120kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ横置
総排気量:1,368cc
最高出力:132kW(180PS)/5,500rpm
最大トルク:230Nm(23.5kgf・m)/2,000rpm
SPORTスイッチ使用時最大トルク:250Nm(25.5kgf・m)/3,000rpm
トランスミッション:5速MT/5速AMT
駆動方式:FF
ハンドル位置:左(5速MT)/右(5速AMT)
メーカー希望小売価格:¥4,800,000(左ハンドル5速MT・税込)、¥5,000,000(右ハンドル5速AMT・税込)

文/近藤暁史 写真提供/ステランティス ジャパン

この記事の画像一覧
  • 695 コンペティツィオーネ(Competizione)
  • 従来の595ツーリズモからにさらにスポーツ性を高めた695ツーリズモ
  • カブリオレタイプの「695C Turismo」も設定
  • コンペティツィオーネは5速MTも選べる
  • エンジンは1.4Lの直4 DOHC インタークーラー付きターボを搭載
  • ブレンボ製のブレーキキャリパーやKONI製のダンパーを標準装備
  • ディフューザー一体型リアバンパー、リアルーフスポイラーなどでドレスアップ
  • カーボンエクステリアミラーキャップでより精悍な装いを演出
  • ヘッドレスト一体型レザースポーツシート
  • 電動開閉式ソフトトップを採用

この記事の画像一覧を見る(10枚)

この記事のタグ

この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

執筆記事一覧


Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

「コマや盤にルノーのロゴやフランス国旗入り」今話題の日本生まれの木製ゲーム“カンカンキャップス”がルノーとコラボ!

「使い勝手のよいハイトワゴンに再注目」子育てファミリーにジャストフィット!“人気のダイハツ トール”が一部改良されて復活

「長距離ドライブの相棒になる優秀作」ミズノのドライビングシューズが天然皮革初採用で高級感アップ

「アウディのプレミアムコンパクトSUV」ディーゼル仕様は43PSの大幅パワーアップ!人気の“Q3/Q3スポーツバック”がアップデートして登場

「GRスープラがついにファイナル」一体感のある走りを追求し“RZ”の走りを強化、スープラのすべてが注ぎ込まれた世界300台限定の特別仕様車も発表

「フォルクスワーゲンの新車に注目必至」新型“パサート”が販売開始!ひとクラス上の最先端技術を採用したワゴンボディで登場

「天才たちのタッグで生まれた傑作」個性と機能に溢れる腕時計“ロベルトカヴァリ by フランクミュラー”がすごい!

「2025年 大ヒット商品予測」狭くてあきらめていた…けど置ける!東芝のドラム式洗濯乾燥機に“待望のコンパクトモデル誕生”売れる理由を徹底解説!

「2025年 大ヒット商品予測」話題のハンディガン“マイトレックスのリバイブ ミニ XS2”が絶対に売れる理由とは?5つのポイントで徹底解説!