「痛車」や女性ファンの間にも浸透するホロライブ
こちらの30代・男性は趣味で「痛車」のデザイン・施工をやられているそう。「雪民(5期生・雪花ラミィファン)歴は約2年半です。デビュー配信を見て、リン☆ユウ先生によるデザインと清楚な雰囲気、キャラクターにハマりました」。最近はデビュー時の清楚さよりも面白さが勝ってきているが、そういう部分も含めて魅力とのこと。「SSRB(5期生・獅白ぼたんファン)」の帽子にラミィの髪飾りを付けるとはナイスなアイデア!
ご自身が施工したラミィの「痛車」。「お台場痛車天国2023」(3月26日)にも展示予定とか。アニメやゲームのキャラが多かった「痛車」の世界でも近年ホロライブのモチーフは増えているそうだ。
会場の女性ファンは、自作のうちわを持つ率が高かった。こちらは20代会社員・女性「スバ友(2期生・大空スバルファン)」歴約2年。「配信を見て面白いと思っていたら、ライブでめちゃめちゃ正統派なアイドルをしていて、そのギャップにハマりました」。ゲーム実況も面白く、どんどん好きになったという。「スバルちゃんにハマったことで、推しの絵を描きたいという熱が高まり、趣味でイラストを本格的に描くようになりました」。周年記念や生誕記念の配信には“赤スパ”を投げることもあるのだそう。
「スバ友」の友人の会社員・女性。白銀聖騎士団団員(3期生・白銀ノエルファン)歴2年弱。ホロライブは「スバ友」の友人のススメで知った。「初めてノエルの配信を見たとき、声がすごく聴きやすくて、雑談とかもずっと聴いていられたんです。その後、『歌枠』で歌っているのを聴いたら、すごく独創的で面白くて。そこからどんどんハマっていきました」。
もはや配信は生活に欠かせないという。「自分が仕事で疲れて帰ったときとかに、ノエルはいつも配信していて、いつ見ても優しくて、団員さんたちの雰囲気も温かくて、それを見て心が休まるというか……安心できるんです」。
会場は男性ファンが多数だったものの、「以前よりも女性ファンが増えていると感じる」そう。自作のうちわは製作費1個200円ほどで、「スバ友」の友人の分も作ったのだとか。
【今回のまとめ】
持ち物としては「痛バ」、ぬいぐるみ、アクリル製品あたりが定番だった。そして、多くのファンが口をそろえて「ホロライブのVTuberの配信によって、日々、元気や活力を得ている」と語るのが印象的だった。ひょっとしたら、ホロライブとは、疲弊した現代人の心を癒やし、肉体を潤す、巨大な装置なのかもしれない。
取材・文/Shindo Takuma 撮影(オープニング・持ち物)/池田 宏
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
カバン、財布、腕時計、アパレルなどのファッションアイテムから、家電、文房具、雑貨、クルマ、バイクまで、「価格以上の価値あるモノ」だけを厳選し、多角的にお届けします!
Twitter:@monomaxweb
Instagram:@monomax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする