新車時にコーティングをかけることが当たり前になっていることもあって、昔のように1日かけて洗車を念入りに行うというのは絶滅寸前だ。また、セルフスタンドが増えたことで、洗車機もセルフ化されていて、安く早く洗車を済ませておしまいという傾向に拍車をかけている。
洗車機で洗車をして愛車をきれいにするということ自体はもちろん悪いことではないが、あまり手間をかけなくなった弊害として出てきたのが、細部の洗い漏れ。ザッとボディを洗っておしまいになりがちで、ディテールは汚れたままのことが多い。そうなると、全体のイメージも薄ぼんやりとして、見た目もシャッキリとしなくなってくるから要注意だ。 ただし、手間はかけたくないわけで、ここだけやっておけばグッと引き締まるポイントやテクニックを紹介しよう。
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【ポイント1】開けられるところはすべて開けて拭く
クルマにはドアやボンネットなど、開口部が多くあって、そのまわりは黒い境目となっている。ここが汚れているとパネルの輪郭がぼやけて、くっきり感がなくなってしまう。洗車の拭き上げ時でいいので、開けられるところはすべて開けて拭くだけでも引き締まって見える。そもそも意外に汚れているはずだ。
【ポイント2】給油口のフタ
開けられるところはすべて開けると言っても忘れがちなのが給油口のフタ。小さな部分だから影響はないと思われるかもしれないが、こぼれた燃料の跡が付いていたり、走行時の風の流れの関係か、想像以上汚れていることが多い。忘れずに開けて拭くようにする。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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