クラシックとも言うべきパワーユニットはボクサー・エンジン。他のバイクメーカーに見ない独特のスタイルを貫いてきた「BMW(ビー・エム・ダブリュー)」だ。左右に張り出したシリンダーは「コーナーリング性能を低めているのでは?」なんて思うかもしれないが、実はその真逆。
バランスの取れたフォルム、革新的なシステムよって生み出されるダイナミックなパフォーマンスは、今もなお輝きを放つ。伝統的でありながら、最先鋒なのだ。そんなボクサー・エンジンを搭載の「BMW」に新型モデルが誕生した。最新にして最高峰。排気量1,254cc、100kW(136PS)の出力をライダーは体全体で受け止め、風圧とも戦うネイキッド・ロードスター・モーターサイクル「R 1250 R(アール・センニヒャクゴジュウ・アール)」の登場だ。
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安全なライディングをサポート
フェアリングを持たないネイキッドバイク「R 1250 R」の印象はマッチョ。筋肉隆々で無骨とも言えるデザイン。もっとも目を引くのが、大型のヘッドライトだ。昨今のバイクに搭載されるライトはLEDにより高照度でありながらも小型。しかし時代を逆行するように「BMW R 1250 R」のヘッドライトは大きく、角張っている。
その理由は至って明確。安全性能を実現するためである。ロービームとハイビームを進化させた「R 1250 R」のヘッドライトは、コーナーリング時に車体がバンクしていても完璧な視界を実現するアダプティブ・ヘッドライトとなっているのだ。
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パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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