電動化とは無縁のイメージだったジープだが、4xe(フォー・バイ・イー)と呼ばれるPHEV(プラグインハイブリッド)を積極的に展開。今やレネゲードから始まり、ラングラー、グランドチェロキーに設定されている。ジープと電動化、その気になる関係を一気乗りで確かめてみた!
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タフなオフローダー「ラングラー」がPHEVに大胆進化
ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe ¥10,300,000
2L直列4気筒ターボエンジンにふたつのモーター、8速ATを組み合わせる。バッテリーは350Vのリチウムイオンバッテリーで、200Vの普通充電に対応する。EV走行は42kmまで可能だ。
【スペック】全長×全幅×全高:4,870×1,895×1,855mm ホイールベース:3,010mm 車両重量:2,350kg エンジン:直4DOHCターボ+モーター縦置 総排気量:1,995cc 最高出力:200kW(272PS)/5,250rpm 最大トルク:400Nm(40.8kgf・m)/3,000rpm P1モーター最高出力:46kW(63PS) P1モーター最大トルク:54Nm P2モーター最高出力:107kW(145PS) P2モーター最大トルク:255Nm トランスミッション 8速AT:駆動方式:4WD
タフで無骨。一番ジープらしいラングラーから試乗。モーター駆動では想像以上に力強く、頼もしさあふれる走りを楽しめる。また、悪路では緻密にモーターを制御して、走破性を高めているのもトピック。電動化時代でもジープらしさは健在だ。
4xeならでのポイントとして、ボンネットのブルーで縁取られたブラックアウトが入り、そこに4xeもセンスよくあしらわれる。またRUBICOMのロゴもブルーに縁取られている。
無骨かつ機能美あふれるインパネのデザインは不変。ラングラーの世界観を変わらず味わえる。左ハンドルのみの設定となる。
ステアリングの左側には「HYBRID/ELECTRIC(EV走行)/E-SAVE(バッテリーの使用を抑えながら充電)」の3つのボタンが備わる。シチュエーションに合わせて選択が可能だ。
外部から充電できるのがプラグインハイブリッドのメリット。充電ポートはボディサイド、左前部に付いている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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