毎年春に開催されるオートバイの一大イベント「東京モーターサイクルショー」。近年はコロナ禍で開催休止や昨年は一部制限付きでの開催だったが、ようやく今年は4年ぶりに制限なしの開催となった。前回の開催総人数は12万3439人、そして今回の総開催人数は13万9100人と1万5千人以上増え、さらに今回は3日間ともほぼ雨開催だったことから考えると上々の入りとなり、コロナ禍で再燃したバイク熱も感じることができたイベントとなった。
今回はイベントに行くことができなかった人や気になっていたという人に向けて注目の海外メーカーのモデルをご紹介。イベント自体は通常開催に戻り、来年はさらに盛り上がることが予想されているので、是非、オートバイに興味、関心のある人は足を運んでみて欲しい!
CONTENTS
「価格も含めてマジでお買い得」かつてない日本専用戦略SUV“スズキ 新型フロンクス”のデキがよすぎる!自動車ジャーナリストが徹底解説『小沢コージの遊べるクルマ』
1.大人の最上級スーパースポーツ「BMWモトラッド」
一度は手に入れたいバイクとして名前が挙がる大人ライダー垂涎のブランドがBMWモトラッド。迫力のアドベンチャーモデルのGSシリーズが人気となっているが、今回の目玉はスーパースポーツバイクの最高峰モデル「M1000RR」。一目で“速さ”を想像させるシャープなフォルムは風洞実験設備で作り上げられ、サーキットでさらに進化。エアロダイナミクスの最適化とカーボンパーツの投入で最高速度は314km/h。レーシングDNAを継承し、絶対的なパフォーマンスを実現している。
フロントパートに確固たる存在感を与えるカーボン製のMウイングレットはコーナリング時や車体がリフトしそうな状況においてライダーに自信を与えてくれる。もちろん普段使いにおいてはそのパフォーマンスを十分に発揮することはないが、サーキット走行を視野に入れるライダーであれば、まさに最高峰のパフォーマンスを手に入れることができる1台となっている。
クローム仕上げとブラック・ストーム・メタリックを組み合わせたタンクにビレットパーツを多数備え、エレガントな雰囲気を漂わせていたR NINET100YEARSモデルも来場者たちの視線を集めていた。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする