質の高いボディに快適な走りをプラス
ロイヤルアロイの大きな魅力となっているのが、フル・スチール・ボディ(スペースフレーム+スチールカバー)で、現在ボディ全体をスチールで構成している唯一のブランドとなっている。そのスタイリングは、1960–70年代当時のモデルを3Dスキャニングすることからはじまり、美しいフェンダーラインやレッグシールド、そしてサイドカバーと見事なプレスワークで再現している。
装備に関しては、現代のエンジンとオートマチックトランスミッションをはじめ、液晶メーター、12インチにの前後ホイールを備え、快適な走りを実現し、乗り物としての精度の高さも魅力となっている。
国内で展開されるタイプは2種類
日本国内で取り扱われているのは、GPシリーズとTGシリーズの2種類で、共に空冷125ccエンジン仕様と水冷125ccエンジンが用意されている。GPシリーズは、1970年代のランブレッタ「シリーズ3」を彷彿させるモデルとなり、スポーティと言われたDL/GPシリーズのプレスラインを忠実に再現、サイドカバーの矢羽風プレスの再現度が高く、また当時そのままのデザインを実現したアルミニウムでかたどられたヘッドライトが特徴となっている。
一方TGシリーズは、1960年代のランブレッタ「シリーズ2」をリバイバル。瞼のようなヘッドライドベゼルや美しいフレアラインを描くフロントフェンダー等が魅力。またローライダー・スタイルのダブル・シートもポイントとなっている。
両モデルともに豊富なカラーバリエーションも魅力となり、趣味のスクーターだからこそ、お気に入りの一台を手に入れて欲しいというブランドの想いが込められている。またこのモデルのひとつ上のクラスとなる250ccの空冷モデルの輸入も予定しているということで、250ccクラスが欲しいという人は是非早めの予約を!
Royal Alloy GP125/GP125S スペック
※()はGP125S
全長×全幅×ホイールベース(mm):1845×670×1115
総排気量(cc):124.6(124.2)
エンジン:空冷4サイクル単気筒2V SOHC(水冷4サイクル単気筒4V DOHC)
最高出力(kw/rpm):7.2/7500(10.5/9500)
最大トルク(Nm/rpm):9.2/7000(11.0/7500)
燃料タンク容量(L):10.5
車両重量:130kg(148kg)
価格:¥572,000(¥748,000)
カラー:フレイム・レッド、ミッドナイト・グレー、オーシャン・ブルー、マット・ブロンズ、シャー ウッド・グリーン(マット/シャイニー)、パール・ホワイト、アイボリー・ホワイト、マット・ブラック、ピューター・グレー、 メタル・ブルー、ジェット・ブラック、マット・シルバー、サンダー・グレー、カリビアン・ブルー、モダン・オレンジ、エクストリ ーム・グレー(単色合計17色)ウルトラ・ブルー&アイボリー、オデッセイ・レッド&アイボリー、ミント・グリーン&アイボリー、レモ ン・イエロー&アイボリー、フレイム・レッド&アイボリー(2トーン合計5色)
Royal Alloy TG125/TG125S スペック
※()はGP125S
全長×全幅×ホイールベース(mm):1845×670×1115
総排気量(cc):124.6(124.2)
エンジン:空冷4サイクル単気筒2V SOHC(水冷4サイクル単気筒4V DOHC)
最高出力(kw/rpm):7.2/7500(10.5/9500)
最大トルク(Nm/rpm):9.2/7000(11.0/7500)
燃料タンク容量(L):10.5
車両重量:130kg(148kg)
価格:¥638,000(¥847,000)
カラー:オデッセイ・レッド、ジェット・ブラック、マット・ブラック、シルバー(単色合計4色)ウルトラ・ブルー&アイボリー、オデッセイ・レッド&アイボリー、グレー&アイボリー、フレイム・レッ ド&アイボリー、オデッセイ・イエロー&アイボリー(2トーン合計5色)
【問い合わせ】
モータリスト TEL:03-3731-2388
公式ホームページ https://royalalloy.jp
取材・文/安室淳一 写真提供/モータリスト
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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