最近AIの進化がヤバすぎるって話題になっている。文章を書くこともできれば、本人そっくりな声マネも簡単にできるのだとか。そんなAIを搭載したスマートなe-Bike「SMALO(スマーロ)」が世界同時発売になるという。今回発売されるのは「LX2(エルエックスツー)」「PX2(ピーエックスツー)」の2タイプ。いよいよ自転車もAIによって、世界中に拡散されていくということなのか?
「チョイ乗りにちょうどいい」電動アシスト自転車開発から生まれた電動キックボード、デイトナモビリティ“DK01”は安心?快適?乗り物ライターが体験レポート
「SMALO」は正義の味方? それとも!
AI機能搭載のコンピュータ「スカイネット」が自我を持ち、自己存続を最優先するために人類を殲滅させていくというストーリーの「ターミネーター」。1984年に公開された映画から約40年のときを経て、現代社会でもAIの進出が急速に広まっている。冷静に考えて、AIが搭載されてていいモノもあれば、やばそうなモノもあるだろう。「ターミネーター1」のT-800はやばいヤツだったし、「ターミネーター2」のT-800はいいヤツだった。では今回、発売となる「SMALO」はどっちかっていう話だ。それにはスペックを読み解くことが重要かもしれないが、「世界同時発売」っていう時点で世界征服を目論んでいることは間違いないようだ。
「AI ドライビングシステム」搭載!
自転車とは「自らが転がす車」と書く。自分でペダルを漕ぎ、自分で操作する。「SMALO」はe-Bikeなので、バッテリーが充電されている限り、ペダルを踏む力をアシストしてくれる。電池切れとなればもちろんアシスト機能はなくなり、少し重たい自転車として自分でペダルを漕ぎ進めることになる。そうか、もし「SMALO」がやばいヤツだったとしてもAIの暴走は充電によって回避できそうだ。
世界征服を目論む「SMALO」が、いいヤツっぽい一面を見せるのが「AI ドライビングシステム」だ。さまざまな走行シーンおいて、最適なアシスト出力と的確なギア選択をAIが自動で判断し操作してくれる機能だ。これで自転車走行は、思いのほか楽々となるだろう。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする